西沢書店　本にまつわるエトセトラ

タイトルでびっくり
空気を読んでいてはダメ。と、ストレートに著者はおっしゃいます
う〜ん、どちらかと言うと、日頃、空気を読めるようにしようと
過ごしてはいた自分なので、このタイトルには衝撃を受けました
読んでばかりではダメなのだろうか…
あえて、場違いなことをやってみる…怖いかも
極端ではなく、バランスが大事なのかな？と、ベタな結論で納めることにしました
空気読みすぎて、ビビッてしまっている人におすすめです（自分が一番あてはまるかも…）

空気は読まない
発行所=集英社
著 者 鎌田実
税込価格 1,000円（本体952円＋税）

ボブ・ディラン、３月にはライブハウス・ツアーで来日予定ですね。
アツいファンの方々は待ち遠しくてワクワクされていることでしょう！
彼の名曲の一つ、「フォーエバー・ヤング」が、詩人アーサー・ビナードによる
日本語訳で「はじまりの日」と言うタイトルの絵本になりました。
イラストレーター、ポール・ロジャースによる挿絵ガイドも付いていて、当時の
状景に触れることも出来るかも！？
フォーク＝受け継いでいくこと。可能性と言う希望を子供達に受け継いでいって
もらいたい。そんな事を言っている様な気がしました。
フォーク界のレジェンド、ボブ・ディラン、息子の事を思い、出来上がったと言
う「フォーエバー・ヤング」に改めて触れてみては如何でしょうか？



はじまりの日
発行所=岩崎書店
著 者 ボブ・ディラン　ポール・ロジャース　アーサー・ビナード
税込価格 1,680円（本体1,600円＋税）

　今日はシオドア・スタージョンの誕生日ですよ面白い作品がたくさんあるのでたっぷり楽しめますよ河出書房新社が作っている奇想コレクションの一冊『輝く断片』（1995円）
ほかの作品には『不思議のひと触れ』『一角獣・多角獣』『ヴィーナス・プラスＸ』『海を失った男』『時間のかかる彫刻』などがあります。毎日一篇、朝起きてすぐ読めば、その日の気分、行動がちょっと良くなりますよ。ちょっとしたことが楽しめる、そんな状態にするものがあります。日常、非日常。
　まだ読んだことがないのならば、この日をきっかけにお気に入りの作家を増やしませんか
　

　今日誕生日なのは貫井徳郎です。その最新刊『後悔と真実の色』（幻冬舎1890円）。良いタイトルですよね。貫井徳郎は未だに一冊も読んだことがないけれども、ちょっと気になる存在です。
誕生日をきっかけに読むみなさんもいかがでしょうか本を手に取るきっかけは様々あります。その、きっかけの一つに作家の誕生日を加えてみませんか。まずは自分と同じ誕生日の作家の作品、読んでみましょうよタイトルで選ぶのも面白いですよ。自分の感覚、直感を試せます。
　貫井徳郎作品はほかに『夜想』『悪党たちは千里を走る』『さよならの代わりに』『天使の屍』『神のふたつの貌』『乱反射』『愚行録』『追憶のかけら』『空白の叫び』『殺人症候群』『プリズム』『慟哭』などがあります。ピンと来たあなた、買いましょうね

『和民』ってお店、行ったことあります？居酒屋なんですけど。。
今回はその『和民』の創業者さんの本。
県外にいた学生時代、安くて美味しいお店なので
バイト先の先輩方に連れられよく行っていた記憶があります。
今は福島にも出店されましたが、当時はまだ今ほどチェーン展開は
されてなかったみたいでして、全国的になったのはここ最近でしょうか。
介護事業、学校経営にも参入され、テレビにもコメンテーターとして姿を見かけることも多くなりました。
開業資金を貯めるために運送会社で朝から晩まで働いたエピソードを始め
今に至るまで大変な道のりだったことがうかがえます。
そんな創業者さんが大事にしているキーワード『夢』について
たくさん本を出されていたのを知ったのは、これまたここ最近のことです。
捉え方は人それぞれかもしれませんが、日々生活していく上で元気になれると言うか
大事なキーワードだなぁと思います。
なんとなく気分が冴えないなと感じた時に読みたくなる作品です。
その中からオススメ一点
一読をゼヒ

夢のスイッチ

発行所=あさ出版
著 者 渡辺美樹
税込価格 1,365円（本体1,300円＋税）

突然ですが、スッパ抜くの『スッパ』の意味、ご存知ですか？
よく週刊誌などのスクープ記事を表すのに使う言葉ですけど…
私は当然わかりませんでした。。
戦国時代のスパイ(忍者)の事らしく『素っ破』や『透っ波』と書くとのこと。
隠れたものを明るみに出す、暴くという意味から
こう言うようになったそうです。
日常で使っている言葉ですが、語源を知ってるかと言われると
案外わからないものが多かったりします。
で、これが取り上げられていたのが『日本人の知らない日本語２』でして、前回のベストセラー第１弾の続編。日本語を楽しく学べる本なのはもちろんなのですが、日本文化や、しきたりを絡めた内容になってますので、また別の楽しさがあります。笑いながら楽しく読める上、勉強にもなる本ですので
一読をゼヒ

『日本人の知らない日本語２』

詳細はトップページで本検索してみてください

草森紳一さんは今日、誕生日なんですね。はっきりいってこれは良いですよ、面白いですよ、大好きです　　　　　　　　　　
どれくらい好きかといえば、草森さんが筑摩書房から出てるムーミンコミックス第７巻の帯文を書いていたので、それを買っちゃうくらいのもんですよ　　　　　　　　　　　　　　　　　　
人に面白い本はないかと言われたら、とりあえずこれにしとこうかなと思ってます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
楽しいですよオモシロイですよ抜群ですよ

今日は暖かくて外に出ても過ごしやすかったですね。寒さが戻らなければいいんですけど。。
寒いで思い出したのですが、先日職場の事務所でデスクワークをしていた時なのですが
普段はあまり座りっぱなしの状態がないものでして
一応暖房は入っていたんですけど、しばらく座っていると
足の方からひんやりとしてきまして、気付けば手もひんやりとなり
しまいには、くしゃみを一発。
なんとか耐え、仕事終了。何時の間にやら体温を奪われしまい
あ〜、体を冷やすと簡単に風邪をひいてしまうのだなと実感しました。
加えて、事務所に常にいる従業員さん達は毎日冷えと戦って大変なんだなぁとも。
冷えは体の大敵ですね。
そんな『冷え』がキーワードの本が出てまして、以前も取り上げましたが
ベストセラーになってます。
薬に頼らない健康法もあるとわかる本です。
冷え症の方には特にオススメです。
一読をゼヒ

『体温を上げると健康になる』

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今日、２月２２日誕生日の作家では大藪春彦が気になります。
前々から春彦の世界を味わってみたいなと思っていました。タイトルがどれもなかなかに魅力的ですがこの『獣を見る目で俺を見るな　新装版』（徳間文庫580円）がとびきり良いですね。『戻り道はない』（徳間文庫620円）も良い。
タイトルで選ぶならば３番手は『唇に微笑　心に拳銃』（光文社文庫880円）でしょう。ただ、実際に読むとなるとその世界観にくらくらしそうだな。
ハードアクション復讐バイオレンス銃暴力ヘロイン罠報復ハードボイルド組織鋼の肉体強奪暗部欲望野望
エッセイ集の『孤高のスナイパー』（光文社文庫600円）は面白そう。手始めに、銃を愛する作家の銃体験を読んでから、小説に進もうか
　大藪春彦といえば大藪春彦賞ですね。受賞作で読んだことがあるのは近藤史恵の『サクリファイス』（新潮文庫460円）雫井脩介の『犯人に告ぐ』（双葉文庫上630円下650円）です。案外読んでるもんだな。どっちも面白いです。

密かに読み続けているシリーズがありまして…
声を大にしては言えませんが、いわゆる『ダメ』な男性との恋愛の話のマンガなんです。
読めば読むほど、自分の価値観をはるかに越えた方々が登場して
ドラマやコントでやる様な事を実生活で普通に実行しています。
驚きの社会というか、人間ドラマがあるんだなと。
くらたまの愛称でご存知かと思いますが、ご本人も過去は相当痛々しい
姿をさらしています。
内容も説明するには刺激やクセが強すぎて強烈ですので、本を見ていただくのが一番かなと。
ラフすぎる画で描かれているのもこれまた魅力です。
私も含めて、特に男性には反面教師として読んでいただきたいなと思います。

だめんずうぉ〜か〜
倉田真由美
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