開聞岳登山と薩摩半島サイクリング
一夜明けて
昨夜は黒豚とビールも手伝い快眠でした。
富士山からのご来光は蒼然として荘厳であったが、ベットから寝ながらの日の出は唯の、のんべの贅沢極まりない話である。
それでも小原庄助より少しはましであろうか。開聞岳登山の安全を祈願する!
登山開始は予定より少し遅れて、2合目186mより。
登山道は木々に覆われ、南国の強い光をさえぎってくれる。
深い緑のトンネルの中を赤茶けた火山岩は富士山のそれより小さく、傾斜もなだらかなので滑ることなく歩き易い。
連休なのに登山者は少なくマイペースで5合目まで一気に登る。
7合目辺りからは地底から噴出された大きな岩が隆起し、その岩上を慎重に足元を見極めながら(浮石注意の表記がなされている)頂上まで歩く。
尚且つ、岩の上は緑のトンネルの所為で所々苔むしており、とても危険だ。
滑ってこけると顔面強打、骨折の危険を伴う大怪我に繋がる。
少し登ると大きな声、にぎやかなパーティー(神奈川から来た12人ぐらいの高齢者のパーティーで最高年齢80歳とのこと)が騒いでいる。
3箇所ほど救難場所が確保してあったが、やはり足を滑らし身動きできなくなるような事態が起こるのだろうか?
登り始めて2時間15分、緑のトンネルをぬけると山頂(924m)の岩の上、想像していたより狭く30人位で大入満員になるだろう。
下界の天気から察し、(天気の良い日は桜島が望めると)期待して登ったが、残念ながら雲が多くてみることは叶わなかった。
コンビニで買ってきたおにぎりをたいらげた後は、2合目まで1時間半の下りであった。