Checking New York
by ココモダディ
ブルーグラスの朝練で和布刈公園に行った時、関門橋を見下ろせる見晴らし場でロバートに”What’s The Port of New York like?” (ニューヨーク港ってどんなところ?)と聞いたら、”Come and check yourself !”(来て自分で確認したら!)と言われたので、”OK, I will.”(分かった、そうする!)と答えて、昨年の11月にN.Y.に行くまで6年くらい経ってました!
そして、このレポートを書くのに4か月も経っていて、お恥ずかしいこと限りありませんが、僕がN.Y.を訪れて、見たり、聞いたり、感じたりしたことを書いてみようと思います。
その前にもう1つ言い訳をしますが、僕の写真を撮るセンスは酷いもので、「で、これは何を撮りたかったの?」というものが沢山あって、肝心なものが撮れてません。「こんなの俺の写真じゃ伝わらないよ!来て、自分で見なきゃ!」、「俺はガイドブックに載ってる場所を確認しに来たわけじゃないんだから、写真を撮るより自分の五感で感じなきゃ!」と開き直ってました!なので、何か質問があれば、コメントして下さい。できる限りお答えします。
まず言いたいことは、N.Y.はとても遠いということです。成田空港のターミナルロビーで出発待ちの時にすでにホームシックになっっていて、「ロバートが J.F.K. Airport で待ってるから、飛行機に乗るしかないよ!」とか、空港の警備員が乗っているセグウェイを見て「Washington D.C.であれに乗ることになってるから、行くしかない!」なんて思ってました。
それで、かなり弱気の内容のメールも何人かに書きました。スゴロクマンさんがBrazilに行くときはさぞかし心細いだろうなと思いますよ!その上、日航のフライトアテンダントやターミナルのアナウンスで流れてくる英語らしきものが聞き取れなくて、「俺の英語の力はまったくダメやん!」と落胆してました。そしてAmerican Airlineの搭乗口に行くと、まわりには日本人の乗客はほとんど見えず、聞こえてくるのはイングリッシュやコリアンやチャイニーズやスパニッシュで、またしてもアナウンスの英語らしきものは、ただただスラスラと、抑揚なく、カタカナで話していて、何度聞いても「分からん!」でした。American Airline の機内でのアナウンスを聞いて、「よかった!俺、英語を聞き取れてるよ!」と思いました。ロバートの奥さんのユカさんにそのことを話すと「フライトアテンダントの中には英語がダメな人もイッパイいるよ!」と言ってたし、ロバートに「空港で日本人の係員に話すときはどうなの?」と聞くと、”That’s a crap.”(それが一苦労するんだよ!)と言ってました。
なんとか飛行機に乗り、13時間くらい我慢してJ.F.K.に着き、入国審査と荷物のピックアップで40分くらいかかり、出口まで行くと、ロバートが待ってくれていて、ロバートの車で45分くらいでロバートの家に着きました。
ユカさんの作ってくれた夕ご飯を食べて、夜9時くらいから、ロバートは友達のダニーのところに僕が乗る自転車を借りに行ってくれました。
その途中でユカさんと僕はTime's Square近くで降ろしてもらい、僕の姪の娘へのおもちゃを探しにトイザラスなどに行って、少し観光をし、地下鉄で家に帰って来ました。思っていたとうり、駅の構内や地下鉄は日本のようにきれいではないけれど、そんなに危険な事もなさそうでした。
家に帰ってバイクを調整して、翌朝7時スタートのN.Y.初乗りのため、12:30AMにベッドに入りました。
僕はいつも出発1時間前に起床し、朝食はほとんどいつもロバートがベイグルを焼いてくれ、カフェオレを入れてくれ、フルーツにリンゴ1個でした。ベイグルは近所でもおいしいと評判の店のもので、シナモンレーズンとパピーシーズの2種類をジップロックに入れて冷蔵庫に入れていたけど、僕のお気に入りはシナモンレーズンで、毎朝、食べるのが本当に待ちどうしかったですよ!直径20センチくらいのベーグルを2つにスライスし、たっぷりとバターを塗りこんで、オーブンでこんがりと焼くのです。僕のN.Y.での大好物の1つになりました!残念ながら、最初に言ったとおり、写真は撮ってないんですよ!
ロバートはいつも僕の少し前には起きていて、ストレッチをしていました。
ロバートの家は ManhattanのWest Villageというところにあります。ここは1970年代はGreenwich Village(グリニッジヴィレッジ)という町で、ヒッピー等の若者に人気で、住人が増え、East VillageとWest Villageと言うようになったそうです。もちろん今でも映画俳優などの文化人が結構住んでいて、ロバートの家のすぐ裏にはCherry Lane Theaterという有名なアンダーグラウンド劇場等があり、ガイドに連れられてそういう所を観光するツアー客を見ることもありました。
家から自転車に乗って5分でHudson川に出て、川の側道をずっと北上して45分くらいでGeorge Washington Bridgeに着きます。写真に見える川の向こう側はNew Jerseyで、練習はCentral Parkでなければ、この橋を渡って右方向の川上に行くのがほとんどです。
初めてこの橋を渡ったときは、反対方向から8名くらいの1チームとすれ違いましたが、歩行者も歩いている狭い橋の側道を20キロ以上ですれ違うので、ビックリしました。それにみんなお揃いの自分たちのチームジャージを着ているので、カッコいいと思いました。Hudson川沿いは写真のような道が8キロくらい続いていました。写っているのはロバートとスザーンです。
初日は途中でサドルのボルトが緩むというトラブルが2回もありましたが、全部で70キロくらい乗りました。初めてアルミフレームに乗ったけど、セッティングも出来てなかったし、違いは分からなかったです!
家に帰って、ユカさんの作ってくれた焼き飯を食べ、ワインを飲んで、ユカさんと家の近くの観光地High Lineという所まで散歩に行きました。写真はそこにあるデッキチェアーに座っているところです。
ロバートはインフルエンザの注射を打っていたためか疲れていて、早く就寝しました。
翌日はロバートの友達のスザーンとベアーマウンテンまで往復160キロを走るので、僕も9:30PMくらいにベッドに入りました。
つづく!