観梅と銭無文無
by ほま
2年間、訳あって自転車に乗っていなかった。その間身も心もグズグズになってゆくのを感じ、一念発起2月月例に参加することにした。なつかしい亀亀班の皆さんもご参加のようなので、何とかなるだろうと考えた(結果としては、「何とかなるだろう」は、「何ともならないこと」という過去何十回も学んだことをあらためて知ることとなった)。、
準備開始。前々日にクリックに自転車を持ってゆき、バーテープを巻いてもらいチェーンを交換、錆びたナット等を交換してもらい、これが本当の「サビ落とし」。前日(土曜日)ウェアの点検をすると、なんと手袋の腹がボロボロ、2年前にしまったときにはこんなことはなかったんだけど・・・と思いつつすぐにクリックへ行き手袋購入。なんだか、大仕事。
当日朝、冬の天候を考え慎重に準備をし出発。しかし、大忘れ(冬キャップとシューズカバー→帰途、辛かった)。
9:45、引率をお願いしているtakoさんと畑交差点で待ち合わせ。久しぶりの自転車なので極力車の少ないコースを選択、井の浦→沼南→曽根新田。他人のペースで走る余裕はないので、先に立たせてもらう。曇り空だけど風はない、コンディション良好。いろいろ考えながらスタートするが、思ったより足は軽い。メーターを見ると30km/h前後、「なんだ自転車ってこんなもんだったか」と、快適走行。ルンルンララーン♪。曽根新田まで一気。
曽根新田の農道を走っていると、何やら向こうから人の大群が(ほんとうに大群。この先苅田までの間にいくつもの大群と出会う)。
集合場所の苅田セブンイレブンに到着。初めてお目にかかる方、多数。あらためて2年間のブランクの長さを知る。
集合場所を出発、一路天満宮へ。サポートのkichiさんを入れて総員12名か?(帰りの難行でところどころ記憶が飛んでいる。記述が不正確です)
このあとは集団で、日産道路、県道25R、自衛隊前から日豊線を越えて一路築城町へ(どこを走っているか全くわからなかった。今、手元の地図を見ながら推定)。この間最後尾を走ったのは疲労のためではなく、本日不調のmippyさんのガードをしたため(と自分では思っていたが、本当は少しづつ足に来ていたのかも)。
特に問題はなく、綱敷天満宮へ。ヤノッチさんのレポートにあったように境内の梅は、未だこれからの感。それでも大勢の参拝客の間をすり抜けながら、お決まりの梅が枝餅を買い、昼食場所へ。
このあたりで完全に足がだめに・・・。平地は何とか前に進むが、ちょっとした坂で足がパキパキ。ヨウヨウ昼食場所へ。銭無文無。店構え、メニューとも何とも形容しがたい。しかし、安く(間違いない)たくさん(間違いない)食べさせていただけたので、感謝、感謝。
ここまで57km。楽しい昼食時間、たらふくいただいたが足はここで限界。ここから曽根新田までサポートカー。ズルしてすみません(うさぎ班にも脱走兵が一人いたとか・・・まさか・・・)。曽根新田から自宅まで約20km、特に大きな坂もなく軽い気持ちで走り始めたが、やっぱりダメなものはダメだった。23〜24km/hしか出ない! 坂になると(坂とも言えないもの)歩くようなスピード。気温が下がってきて、耳が痛い(忘れ物)。腹は減る(あれだけ食べたのに)。1時間かかってようやく帰宅。熱いお湯にかかり、梅が枝餅を1個食べて生き返った。
走行77km、2年ぶりの走行としては全く無謀でしたが、皆様の温かい気配りで最後まで楽しめました。有難うございました。
「行きはよいよい、帰りはこわい」の、1日でした