あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
今年はじめのブログは
、『スパークプラグについて』
なるべく簡単に
解りやすく話してみます。
@スパークプラグは消耗部品です。
新品時100%のパワーを出しているとすると
使用すればするほど消耗しパワーダウンします。
メーカー推奨の交換時期は、交換する目安
使用限界ではありません、
推奨交換時期を超える使用は可能ですが、
燃費は悪くなり、
パワーダウン、
エンジン各部にカーボンがたまりやすくなり、
エンジン不調の原因に、
良いことはまったくありません!
早めの交換が良いのです。
たとえば推奨5万kの交換のプラグで
5万kを2000〜3000rpmで走った時と
5万kを6000〜7000rpmで走った時では
スパークプラグの消耗は3倍以上です。
回転数が高いほど多くの火花を作り
プラグは消耗します。
燃焼する温度も2000rpmよりは6000rpmで
走ったほうが3倍以上高くなりプラグは消耗します。
A熱価『プラグの番数』
熱価はメーカーにより表示は違いますが、
ここでは解りやすいNGKの熱価の話しをします。
5・6・7・8・9・10と大きくなるほど良く冷える高熱価型プラグになります。
熱価は燃焼温度により適当な物を選びます。
パワーを上げ燃焼温度が高いときは・・・・・熱価の大きく
高回転時は燃焼温度は高く良く冷える・・・ 〃
となります。
低回転時は燃焼温度低いので・・・・ 熱価は低く
燃焼温度の低いローパワーのエンジンには・・・〃
燃焼温度の違いを比べたい時には
1リットル時の馬力を計算すればだいたいわかります。
1000ccのエンジンで80馬力ならばリッター80馬力
2000ccのエンジンで240馬力ならばリッター120馬力となり
リッター80馬力のエンジンよりもリッター120馬力のエンジンの方が
燃焼する温度も高くなりプラグの熱価派大きくなります。
燃焼温度は、
燃料調整、点火時期、電圧、電流、
冷却水の温度、吸入空気の温度、走行負荷
でも変化します。
ですから熱価を決めるのは簡単ではありません、
熱価を上げるとパワーUPするような考えを持つ人が多いですが、
それは間違いです。
走り方、燃焼温度に適した熱価のプラグを選びましょう〜!

0