本当の「鬱」とは言わないと思うけれど、
片づけにおける「鬱状態」に陥っているという気がする。
誰にだって悩みはあると思う。
わたしにとってもそれは同じで、
これまでの人生でも大いに悩んできたし、たった今も大いに悩んでいる。
しかも様々なジャンルにおいて様々な悩みがある。
そしてそれらの深刻さも多様。
慢性的なもので軽い状況のものもあれば、
一時的なもので重い状況のものもある。
これらすべてのことも誰もが同じだろう。
慢性的で重い状況のものが続くときは厳しい。
わたしはこの3〜4年ほどまさにその状況にある。
最初のころの苦しみの方がひどかったとも言えるが、
今の方が別の次元で苦しく、疲弊している感もある。
これが正直なところだ。
ブログを見直してみると、
わたしの片づけ魂に火が付いたのは2006年の秋だった。
苦しみが始まったのは2006年の春だった。
片づけとこの苦しみにはなんの関係もないが、
この苦しみが重くなり、わたしはいろんなことができなくなってしまった。
なにもかもできなくなったわけではないけれど、
なにか今まであった「気力」みたいなものを失っている気がする。
それが今年、顕著になったことに気づいた。
悪いことばかりではない。
ここ3〜4年のうちで気づいたことや得たことも多い。
けれどその苦しみを直視しながら生きることに、
無意識のうちに疲れているような気がしてならない。
表向きは前向きに、日々状況は良くなっていると感じているつもりだが、
深い意識の奥ではそれと反対のことを感じているのではないかと疑ってしまう。
自分を落ち着かせるのに精一杯で、
おろそかになった他のものが、
今散らばっているモノたちだ。
物やら事やら考えやらが宙に浮いている。
見える物だけでなく、見えない物まで縦横無尽に浮遊して、
わたしを混沌に陥れている。
そしてそれを手でよけながら、掻き分けながら、毎日なんとか生きている。
部屋自体は2006年の9月よりはマシだと思うけれど、
あの頃から片づけてきたものを今見て思うことは信じがたいことに、
「わたし、よくこんなことできたよな・・・」
本当に結構鬱っぽい。
片づけにおける、とかでなくても鬱っぽいのかもしれない。
とにかく、物のみならず、事やら考えやらに押し潰されてしまいそうだ。
埋まってしまいそう。
それらからいっそのこともう逃げ出してしまいたいけど、
・・・逃げられない。

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