新聞片づけ、リビング片づけ、リビング掃除。
本当に少しだけでいい、それに焦点を与える。
それを10分だけやろうという心づもりで自分を駆り立て、
それに手をつけてみる。
そうして10分もすると気分が乗ってきて、
自然ともう少しつづけたいという気持ちが高まってくる。
じゃあ、トータルで30分やってみようかなという気持ちになってくる。
ここで1時間とか2時間と大きく出ないことが寛容だと思う。
特に2時間以上想定してしまうと、その時点でやる気が失せる可能性が高い。
それは、今始めてそれをつづけている時間のほうが圧倒的に少ないからだと思う。
作業を始めてから10分過ぎている時点だとしたら、
あと20分くらいは余裕でつづけられそうだ。
だから最初は合計30分というのが心地よい。
けれど実際、作業完了にはとても30分では追いつかない。
その上、片づけていることが気持ちよくなってきて、
このまままだまだつづけられそう、
むしろつづけたいという気持ちになり、
よし、じゃああと30分、合計1時間やろう、という気持ちになる。
そして1時間過ぎても、まだ終わりそうにないし、
あともう少しだけやりたい気持ちがある。
そのあとは、少しずつ少しずつ、
時間の猶予がある限り足せる分だけ足していけばいい。
特に考えてやったわけではないが、
流れでこの要領で作業を進めていると、
本当に気持ちがいい。
片づけているわたしが生き生きしているように、
自分自身で感じてしまう。
一晩眠ってしまうと忘れ、
二晩眠ると完全に忘れている気がする感覚だが、
感覚を失っても理性では覚えている。
毎日できたらいいが、それはしばらく難しそうでも、
って弱気な、
でもまあまあということで、
この方法を駆使して励みたいと思う。

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