2010/8/4

『屍鬼』感想  漫画感想

*ネタバレご注意ください*


ひさびさの漫画感想一発目は・・・

『屍鬼』(漫画・藤崎竜 原作・小野不由美/集英社ジャンプコミックス)です

なぜこの漫画かというと・・・単に今読んでいるからってだけなのですが
まぁ,夏だし怖い話っていうのはぴったりかなと


さてこの『屍鬼』なのですが,簡単に説明すると吸血鬼ものです。しかも設定はほぼ皆が知っている吸血鬼そのもの。
目新しさもなにもないただの吸血鬼・・・なのに◎o◎

怖いんですねぇ〜。
ストレートに吸血鬼もの書いてこれだけ怖いのは,なんだかプロの業(ワザ)を感じます。

原作の小野不由美先生といえば,『なかよし』で掲載されていた
『ゴーストハント』(漫画・いなだ詩穂 原作・小野不由美/講談社漫画文庫 講談社コミックスなかよし)を思い出しますが(これも怖かった少女漫画にあるまじき怖さでした。小学生のころの私なんか夢に見ました),
『屍鬼』でも,『ゴーストハント』と同じくじわじわ来る系の怖さというか,なんか日本のホラーっぽさを感じました。
いや,吸血鬼なんてもろ西洋くさいんですが,舞台も日本,登場人物の人間関係がまた日本的,なによりためが長くてじんわり怖い感じがThe・日本て感じで。
だって1〜2巻あたりなんか「ため」だけで終わった感じ
あくまで私個人の感想ですが,
「面白くなりそう」
だけで2巻分終わった印象でした。
・・・これ雑誌で読んでたらきついんじゃないかなぁ
でもそのためた分はちゃんと後できいてて,今すっごく面白くなってきてます。
いかにも「佳境」です。
『屍鬼』は,この「ため→佳境」感が良いので,オススメはコミックス一気読みですね。

あといいなと思ったのは,藤崎先生の描く「性格悪いキャラ」
基本この漫画性格良いって言えそうなキャラはあんまりいないんですけど(いるけど性格悪いのが濃すぎて霞む),
最高に最悪なのが正雄君と恵ちゃん。
正雄君はなんかすごくキモイのに,彼の気持ちって結構わかるんです。
「あぁ,わかるよ!わかるんだけどそれは言っちゃダメだよ〜」
ってのが終始続いてて,
こういう子いるなぁ,とか,
これは自分やってないよな,大丈夫だよな・・・
ってすごい思う。とても心が痛くなりつつなんか愛着沸くのです
恵ちゃんは・・・
Going My Wayっぷりがステキ。大好き


予想外に長くなっちゃったのでこの辺で終わりにしますが,未読の方は今年の猛暑にいかがでしょう。
稚拙ながら,『屍鬼』感想でした。




クリックすると元のサイズで表示します
おまけ。こっちも久々のラクガキです。
噂の恵ちゃん。
・・・藤崎先生のキャラは特徴的で難しいです。
1



teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ