ものづくりをテーマにしたラジオ番組のプロデュースをさせていただくことになりました。
A-LABO INDEX
http://web.bayfm.jp/alabo/
Evolution〜進化という新しい可能性のために、日夜研究を続けるエンジニア達〜
放送は、地元千葉のラジオ番組 bayfmにて、毎週火曜日深夜24:30〜24:54
https://ja.wikipedia.org/wiki/A-LABO_INDEX
10/4,10/11放送の初回のゲストは、私が高田馬場で専門学校人工衛星コースの講師をしていたときに、ロボットコースで顧問をされていた、ロボットクリエーターの
高橋智隆さんをご紹介させていただきました。
創業された
ロボットガレージ株式会社は、京大学内ベンチャー入居第1号でもあります。
スタジオに持参いただいた
ロボホンも可愛く、早速
スポンサー様が購入し、今後もレギュラー化して番組をアシストしてくれることになりました。
10/18,10/25放送の2回目のゲストは、
株式会社アールティ代表取締役として、触れる人型サービスロボットの開発をしている中川友紀子さんです。
どうぞお聴き逃しなく!と言いたいところではありますが、聴き逃した放送は、radikoでも一週間聞くことができます!
http://radiko.jp/#!/ts/BAYFM78/20161012003000
以前関わっていた、千葉市のスポーツマシンの開発・組立現場までは車で行くことも多く、bayfmは車内でよく聞いていて、東日本震災の日も実は現場まで車で行っていました。
クライアントの社長が当日不在で、従業員が携帯がつながらず混乱する中、私の車のカーテレビをつけたのですが、目に入ってくるのは、東北の津波が町を飲み込んでゆく様子。
想像を絶する映像に釘付けになるマッドエンジニアの上司を尻目に、余震も続く中、今後の危険もあるかと思うので全員を工場の外に出し、地震の最新情報の提供をしていたのですが、周りの不安は募るばかり。
今後の対応を考えるためにも、bayfmに切り替えると、地元のラジオらしく落ち着いて現在地に関係する情報を温かい気持ちで伝えてくれるDJの声。
車で帰ろうとするも道路は大渋滞の中、市原のコンビナートの爆発音をすぐ横で聞き動揺しそうなこともありました。
ノートパソコンのWifi電波も微妙で、電源も消費していく中、車の中で聞くbayfmは、解りやすい情報の合間に、良いタイミングで励ましたり落ち着かせてくれる音楽も流してくれて、癒されました。結局その日は千葉大に泊まり、翌日に帰宅となりました。
その後の震災の余波の中でも、地元ラジオの大切さがよく報道されましたね。
映像やインターネット等の発達で、人類としては昔より視覚優位の現代社会になりましたが、聴覚って温かみがあり、想像力も鍛えられると改めて実感。
先日聞いた別のソフトロボティクスの研究者のお話でも、触覚の再現がテーマでしたが、介護分野では
ユマニチュードの大切さが改めて見直されるなど、直感?第6感?も含めた視覚以外の五感も大切なコミュニケーションの要素。
ロボホンにもココロプランがありますが、西欧近代機械文明の中で無機質化された中に生活する現代人に向けて、美しいもの、かわいいものを全身で感じるココロをもっと大切にし、共感できる人を増やしたいという、日本のロボット開発の最新動向が伝わってきます。
番組の第3回以降は、宇宙分野からもゲストを紹介させていただく予定ですが、「人は宇宙でどう進化するのか?」は、有人宇宙政策の上で避けては通れないテーマで、他視点的、総合的な視点での検討・実験を行うことで、現在の地球上の様々な課題解決にもつながるのではないかと考えています。
ものづくりを取り巻く様々な分野の第一人者の方と今回のラジオのプロデュースをきっかけにコラボレーションできればと思っています。
グレイなど西欧人の描く宇宙人像がやたら頭が大きく目が大きいのがなぜかは気になりますが、ロボットの研究を通して人間とは何かの理解が深まり、平和的な宇宙空間への人類の進出を目指すことで、進化への原動力が生まれ、未来へと羽ばたく音が聞こえてきそうです。

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