
平成20年度、個人立であった二葉幼稚園は、学校法人山下学園として認可をいただき、新たな船出をすることとなりました。
本日が登記日です。
悲願であった学校法人化に際し、多くの方々のご協力とご賛同をいただきました。
3月29日に堺で行われた事務長の結婚式

では、スライドショーもバタバタの中、直前に作ったりで、大変でした。
独創的で情熱的な世界屈指のオカリナ奏者の生演奏も。
結婚式の最後、幼稚園の父兄が作ったビデオレターでは、二葉の集いでも歌った【はじめの一歩】の歌声に乗せて、スクリーンに子供達の姿が映し出されました。
挫折と絶望の中で、5年前に余市の恵泉塾で水谷先生や新婦、次期副園長に会った時から、母の二度目の入院、私が反対しても幼稚園を潰そうと母が決めた時のこと、県庁や市役所に掛け合った頃のこと、私が愛知に行く時に事務長に託した園の引き継ぎのこと、準備理事会のことなど、色んなことが走馬灯のように頭の中を駆け巡り、何かボロボロ泣いてしまいました。
色々大変なこともありましたが、事務長の献身的な頑張りがなければ、法人化もスムーズにはいかなかったと思います。
事務長さん、おめでとう&ありがとう!
最後の設立準備理事会はすでに先日終わり、私は理事にならないので、名実ともに幼稚園と山下家の関係は、寄付行為を通して、別個のものとなります。
ちょっとさびしい気もするし、財産も無くなっちゃうわけだから自分個人としては損かもしれないけれど、幼児教育という、現代日本の再生のカギを握る重要な種を、公共性を持って進めていくことができることに誇りを持って、自分は自分の道を歩んでゆこうと思います。
幼稚園の長男ということで、近隣のプレッシャーもあり、青春期には重荷になったこともありましたが、自分が育った環境やお金は、歴代の父兄の子供に対する想いの結晶。
そんな想いを胸に、受けるより与えることを喜びとし、自分の幸せよりも他人の幸せを想える、真理への道の実践を通して御心に叶う人でありたいです。
【はじめの一歩】
新沢としひこ 作詞/中川ひろたか 作曲
http://www.ncn-k.net/yuchan/song0104.htm
ちいさなとりが うたっているよ
ぼくらにあさが おとずれたよと
きのうとちがう あさひがのぼる
かわのながれも かがやいている
はじめのいっぽ あしたにいっぽ
きょうから なにもかもが あたらしい
はじめのいっぽ あしたにいっぽ
ゆうきをもって おおきく
いっぽ あるきだせ
しんじることを わすれちゃいけない
かならずあさは おとずれるから
ぼくらのゆめを なくしちゃいけない
きっといつかは かなうはずだよ
はじめのいっぽ あしたにいっぽ
きょうから なにもかもが あたらしい
はじめのいっぽ あしたにいっぽ
ゆうきをもって おおきく
いっぽ あるきだせ

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