鎌倉(神奈川4区)に越して初めての投票に行ってきたので、久々に政治的な意見を。
どの党が、誰が、という政治的意見はするつもりはないが、政治の意思決定システムについて10年以上前から思っていることがある。
民主主義政治が、未来への意思決定を有権者がする場ならは、その政治システム内で各有権者が残り何年生き、政治的な権利・義務を果たすかに比例して、票を配分すべきだと思いませんか?
ここでは例えば、国政なら近代日本国家としての日本国が半永久的にある、地方自治体ならの行政区分が同じという前提で、この現実的可能性は不確定だがそこは触れない。
一票の格差最大の千葉4区(船橋市、野田首相の地元)が地元なので、こちらも是正してほいが、民主主義や、小選挙区比例代表並立制の矛盾を感じていて、たまに政治家にもお話しする選挙制度の改革の私案、
「年齢反比例傾斜方式選挙権制度」
ただし今回は、便宜上、反比例ではなく
(未来の国家への国民の受ける影響)=(これからの人生、余命)=(死亡年齢)-(国民の年齢)
と仮定する。
選挙権は学校で公民を習った後から判断能力はあるはずなので、例えば高校生程度以上(ここでは15歳以上)とする。
死期はわからないので、
(死亡年齢)を(平均寿命)に置き換えて、
(平均寿命)-(有権者の年齢)=(平均余命)
に選挙権が比例する。
ただし、本質的な意味を考えると、正確には、
(未来の国家への国民の受ける影響)=(死亡年齢)/(現在の年齢)
のように、逆数を取り反比例にすべきかもしれないが、投票のことを考えて、整数化しやすく、わかりやすくした。
四捨五入で簡略化し、
例えば、現在の平均寿命を簡易的に80歳だとすると、
15〜24歳 80-20=60 6票
25〜34歳 80-30=50 5票
35〜44歳 80-40=40 4票
45〜54歳 80-50=40 3票
55〜64歳 80-60=20 2票
65〜74歳 80-70=10 1票
75歳以上 0.5票(二人で1票)
のような傾斜にする。
オプション案としては、
・中選挙区制も復活させて、複数票をもつ有権者は複数候補者に分配しても、固めてもよいなどもよいなどの工夫もできる
・比例代表は、党がころころ変わる人がいるし、中選挙区なら復活当選も必要ないので、廃止するか、全国区のみで、国会の議決のときだけ足せる「値」とし、人を選ばないようにしてもいい(特にドント式は、y=axの比例にはなっていないので、そもそも矛盾が多い)
など。
投票方法は、処理の煩雑さを極力回避するため、世代ごとに色のちがう事前投票引換券を配り、投票所ではその色を見て、世代ごとの枚数を束ごと配る。
まあ、お会いする政治家の方々も面白く聞いてはくれるが、こんな政策掲げたら、絶対当選するわけないので、公約にしてくれる人はいないですが、「未来への責任」を取るには、このくらいの改革は必要なのではないでしょうか?

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