Twitter:@arisamag2

2017/1/29

語られている本人は大迷惑な予感  おもちゃ
 今年初めて買った玩具は新ダイアクロンのパワードスーツ…は、バンダイの商標なのでパワードシステムとなりました。

 Aタイプさんの股間ハッチが緩い(多分ネジ締めが緩いがこれを締めなおせるような精密ドライバーが用意できない)件以外はおおむね満足。買ったのは昨日だったけど開けたのが今日の午後でよかった。昨日の晩とかに開けてたら買い足しに行って疲れが取れずに月曜の仕事に支障をきたすところだった(笑)。

 最近のTFもそうだけど、こんな小さい武器でも銃口に穴空いてるのスゴイよね。昔はこういうの銃口は見ないように遊んでたよね。

 そんな新ダイアクロンの開発者として雑誌等での露出が多い高谷元基の作家性について一度みっちり語ってみたいと思う今日この頃。(注:そいつ作家じゃなくてサラリーマンです)

 振り返ってみて、彼のデビュー作であろう『電脳警察サイバーコップ』のサイバービットシリーズを手にした時の感動は忘れがたい。

 サイバービットシリーズは、そのスタイルやギミックから、同じタカラ製の変身サイボーグやミクロマンを想起させる商品だったのだが、それらと決定的に違うことがあって、それは腕と肩への武器の接続ギミック。

 これが変身サイボーグの武器セットやミクロマンの5ミリジョイントのようにジョイントさえ合えば無造作になんでも接続できるものではなかった。

 腕のハッチを開くとコネクタを再現したディテールが覗き、そこへ武器を差し込みハッチを閉じて固定する、大きな武器は肩の円形状のパーツに乗せ、固定すると腕にトリガーが届く……これのみならずサターンのレーダー展開機能、マーズの足のスタビライズギア、ブレードライナーへの乗り込み方法など、ギミックから「このフィギュアの背景となる作品世界には高度なヒューマンマシンインターフェースが存在し、ビットスーツやブラックチェンバーはそれにより運用されている」ことを読み取り「実感」出来た。

 商品のギミックから文芸設定等で解説されるでもなくそれがどのような世界観により成り立っているかを読み取ることのできるSF玩具、そんなものは現代のハイターゲット向け商品であっても稀有な存在であり、私はそこに(当時はそこまで深く考えず「なんかホンモノっぽい」程度に思っただけだが)感動したのだ。

 以前、DXジュウオウキングに対して「この玩具からは“ジュウオウキングの実在”を空想することが出来ない(=手にすることで露呈する嘘が多すぎる)」と評したことがあったかと記憶するのだが、実のところあそこまで極端なギミックの持ち主でなくとも、キャラクター玩具というものは玩具であるがゆえに、手にとるとそのキャラの特性を再現したギミックから却って「嘘」が露呈してしまうものだ。

 例えばバンブルビーの玩具を変形させれば、映画でどれだけリアルに表現したところで、実際には彼が変形したカマロに人は乗れないことはわかってしまうだろう。またガンダムのコアブロックシステムで遊べばガンダムは腰をひねられず「スーツ」と呼べる機動性は持ちえないと悟れてしまうだろう。たとえ画期的なギミックでそれらの不可能を可能にしたところで、その凝りすぎた機構ゆえに「こんな不合理は実在できない」と余計に嘘が目に付いてしまう場合もある。それはダメなことではない。そんなことを気にするのは大人気ない話で“そういうもの”と妥協すべきポイントなのだ。(先程のジュウオウキングも含めて)

 ところが、フィギュア王でのインタビューで高谷氏が「バトルスに乗り込む隊員の環境」について言及し、合体後のバトルスにはパイロットが一人だけ残る仕様に決めたと語ったとき、私は「ああ、彼は極力“そういうもの”を解消したい人なのだ」と解釈し、サイバービットシリーズに対する感動の意味を理解したのである。

 実際、発売された新ダイアクロンは旧シリーズから引き継いだミニフィギュアとの連携や、有形ブロック的なようでいて運用面での考察が練りこまれた合体システムにより、空想力の枯渇した大人であっても空想世界に没入しやすい商品に仕上がっていた。

 つまり彼は「大人気ない人」であり、サイバーコップや新ダイアクロンは彼と意識を共有する「大人気ない人達」に向けた、「手にすると実在を空想出来る玩具」なのだ。それはタカラトミーが元々素養として持っているプレイバリューの追求から更に一歩踏み込んでいる。私はそれを「高谷元基の作家性」と捉え、ある種のシンパシーを感じているのである。

 私も少なからず「大人気ない人」だから。

 私だけでなく、いい年こいて玩具で遊んでいる人は少なからず大人気ないだろう。

 例えば、なぜ人は変形合体玩具の「余剰パーツ」や「差し替え」を嫌うのか?

 それは、「余剰や差し替えが発生することによる遊びづらさを嫌う」とかそういうことではない。時に人は手軽に差し替える遊びやすさを犠牲にしてまで複雑怪奇な完全変形を求めるのだから。実は余剰が発生することにより「変形合体ロボの嘘」が透けてしまうことを無意識に嫌悪しているのではないかと私は思うのだ。

 我々は「少年の心を持った大人」などではない。「大人気ない大人」だ。

 ……と、言うような話を語りたいなあと思っているのです。今雑に語った気がするが。
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2017/1/28

人の命は尽きるとも  アニメ
 話題乗り遅れ気味ですが、『マジンガーZ』が劇場映画化ですって? そういえばガイキングの映画はどうなったの?

 やっぱりハーロックや星矢みたいなフルCG映画ですかねぇ。あの耽美系のモデリングでボスとか三博士とかどうすんのか気になる(笑)。

 内容的には「神にも悪魔にもなれるのはわかったけど、だからと言って神とか悪魔みたいなオカルトな力は発揮しなくていいですから」とだけお願いしたい。

 それにしても、これ45年前の作品なんだよなぁ。

 例えば『月光仮面』だとか『七色仮面』だとか『まぼろし探偵』とかを45周年目で大作映画にすると言われたら「え?」ってなっただろうなぁ。てか実際、10年ほど前の『鉄人28号』の実写映画でも作品の出来以外の部分で「え?」ってなったよなぁ……みたいなことを想像すると、正直言って本格的なリメイク映画を作るには20年ぐらい遅かった感がなくはないかなぁ。ウルトラやライダーみたく各世代に向けた新作が定期的に作り続けられたというわけでもないしね。
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2017/1/25

結局同一人物だったらすまん  アニメ
『アイドルタイムプリパラ』の続報が流れてきて、前作レギュラーの新ビジュアルが発表だれて、世間で盛り上がっているようですが。

 ……ここで一つ、不穏なことを言ってみる。

 システムの故障で、らぁらがプリパラチェンジ出来なくなるというのが『アイドルタイムプリパラ』の導入部。

 ……では、そらみスマイルのセンターにいる、らぁらの姿をしたアレは誰?
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2017/1/21

オリジナルビデオの奴は未見だがミドニンジャーがどうなったのかは大体察した  映画
 もうすっかりこの季節の定番になってしまった戦隊VS映画『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊』を観てきました。

 朝早い回だったせいか、客が私含めて三人しかいなくてちょっとびっくり。

 ではもうさっくり感想を。



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2017/1/18

アイドルをはじめる時間だよ  アニメ
 ……このシリーズもプリキュアみたく、前作で使ってたワードを次の作品のタイトルに持ってくるのか。

 そんな感じで、プリパラの新シリーズ『アイドルタイムプリパラ』発表の情報を眺め中。

 ……なんつうか、ものすごく「産みの苦しみ」が垣間見える感じ(笑)。

 昔聞いた話ではキャラクタービジネスの不文律として、男児向けのアニメや特撮ではよくある「一年単位でキャラクターや世界観を切り替えていく手法」は、女児向けには向かないとされていたらしい。

 この話聞いた当時はまだプリキュアが始まったぐらいの頃で、そのプリキュアが一年切り替えで軌道にのってる今となってはこの不文律に本当に意味があったのかは怪しいもんなのだが、まあ女児向け作品には『セーラームーン』や『おじゃ魔女』等々、男児向けだったらキャラクターを切り替えて続けそうなのにそうならなかった例が多くあるし、世代交代に苦戦、あるいは失敗したと思わしき作品も少なくなかったような気がする。

 だがさりとて年月が経てば主人公は成長し、初期のような失敗や苦戦が不自然になってくる。そして倒すべき敵も解決すべきトラブルも消えていき、増えすぎたサブキャラは捌けなくなり、スタッフは入れ替わり声優のギャラやスケジュールも変化してくる……サザエさんのごとく何十年も続けるなんてこともやはり難しいのだ。

 そんなことを考えると今回のプリパラ新シリーズは「いかに不自然さを感じさせず主人公を弱体化させ、増えすぎたサブキャラを整理するか」「いかに前作主人公への視聴者の支持をキープしつつ新主人公をアピールするか」「いかに作品世界の根本は変えずに新しい舞台や世界観を用意するか」を、ものすげぇ苦慮した痕跡が伺えるなぁと、そんな痕跡をうかがっても余計なお世話だろうけど伺えるのです。

 あと、新キャラクターにキャスティングされた声優さんのコメントを読んで「もうこのシリーズも声優の身内や本人がファンだったり、レギュラーを射止めることがある種のステータスになるところまで来たんだなぁ、プリリズと合わせて七年目だもんなぁ」と感慨深く。そういやプリキュアもハートキャッチあたりでそんな雰囲気になってたな。
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