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2016/11/7

フクザツな胸の内  アニメ
 発売中止の報を見て「あ、ブラックカミワザショットって売るつもりだったんだ」と気づいたアンテナの低さは世間には内緒にしておきたい。(と、世界に発信)

 あれってテレビと同じ仕様のつもりだとしたら、本体はノーマル版の金型流用としても音声は別録りだったんだろうな。その音源全部没か。声優さんにギャラは支払われるんだろうか。

 それはともかく、商売的には「妖怪の対抗馬」以上の趣旨が見いだせない個人的に好きではない企画だったので発売中止については正直「ざまぁ」って思いもあるのだが、『カミワザ・ワンダ』のアニメ本編に対しては大変好感度が高いので「良いアニメが報われなかった」ことへの残念な思いもある。

 何が良いってね、以前「お膳立てが素晴らしい」って表現したことがあったと思うのだけれど、多数のキャラクターに的確な役割を与えて、その行動が視聴者に対する感動や共感や笑いや怒りを導くことをうまくコントロール出来てるところが良いと思います。

 特にプロミン(バグミン)は商品展開の都合上どういう能力のものが登場するかあらかじめ決められているであろうに、まるで登場回の為に設定されたかのように使いこなせている。つまり、この番組はコミカルな話もシリアスな話も、所謂「カオス回」と評されるような話でも、すべては販促物から逆算して物語が紡がれているのだ。

 販促アニメでこれが出来ているものは意外に少ない。

 このブログらしい表現で言うと、トランスフォーマーや勇者シリーズのアニメでのロボットの使い方に歯がゆい思いをした経験を持っている人ならこの素晴らしさが理解できると思う。

 だが、それでも『ワンダ』は関連商品のヒットには繋がらなかったのだ。逆にこういうことが出来ていなくても売れている番組も多くある。結局「こうすれば絶対受ける、絶対売れる」なんて正解はないということだが、やはり志は称賛したい。すごいぞ『カミワザ・ワンダ』。

 これが後継番組に繋がれば多少は報われるのだろうけど、タカトミはともかくTBSはすぐ枠を潰すからなー。子供番組って視聴習慣が定着しなくちゃ話にならないと個人的には思うんだけどなー。
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