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2016/7/2

吉田さんのスタンスには共感出来る  まんが雑文
 もう、お話のテンプレが出来あがってしまっていてマンネリ感が否めないなあ……と思いつつ『トクサツガガガ』の第7集を買って読んでる。(最初「第7巻」って書こうとしたんだが、この単行本って単位が「集」なのね)

 その7集に掲載されている第66話、これスピリッツに掲載されていた時から導入部の展開に違和感があったんですよ。

 ここで主人公の仲村さんがお気に入りの特撮映画『雷伝』が実は40年前の特撮番組のリメイク(それもかなりガッカリ系の)だったと判明するんですが。これがなんか不自然というか。

 というのも、オタク気質な仲村さんが、この『雷伝』を観るにあたって、そして観てから気に入ったとして、それが大昔の特撮番組のリメイクであるという「知識」を得ないことは可能か?……という一点が気になったのね。

 元ネタを観たことがないとか、映画化されるまで知らなかったってのは「オタク」を自称する者でもあると思うんですよ。例えば洋画だけど私、『ワイルド・ワイルド・ウエスト』を観るまでその元ネタの『0088/ワイルド・ウエスト』なるテレビドラマの存在自体知らなかったりしたもの。

 最近のライダーや戦隊から入った世代の特撮ファンが、昭和ライダーとかキカイダーとかメタルヒーローとか全然知らないなんてことも当然あるでしょ、それは。マンガ読んでると仲村さんって案外色々知らないけどそこは違和感ないのよ。

 でもですね、この件の場合だと、普通なら過去作品のリメイクやアニメマンガの実写化って元ネタの存在が良くも悪くも宣伝に利用されるわけで。上映前に深夜枠なんかで再放送とかやらないものなのか、パンフレットやムックを入手してもリメイクの件には一切触れないとかあるのか、食玩等の関連商品の中にしれっと「旧作版」が混ざったりしないのか、そういうのに触れてどうしても知識が入ってきちゃうもんじゃないのか……そういうことですね。

 一つの可能性として『雷伝』には40年前の特撮番組の他に更に元ネタとなるマンガや小説があって、そっちの方が有名で宣伝に利用されていた可能性ってのはあり得るかな。鉄人28号や鉄腕アトムに実写があったなんてことが案外知られてないとかそういう感じで。

 ……と、劇中劇とその作品世界内での受け入れられ方を真面目に考察してどうするのか。



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