Twitter:@arisamag2

2014/6/29

バラバラマンも草葉の陰で仕事が無いと嘆く時代  アニメ
 今朝放送のNHK報道番組(『サキどり』って奴らしい。放送時間プリキュアと被ってるね)のおもちゃ特集にて、子供にインタビューして「ロボットは買わないの?」と聞いたら「ロボットは時代遅れ」と答えられて、そのことがロボットアニメ好き界隈で波紋を呼んでいると言う。


 そんなことは約20年前のガオガイガーがコケた時点で言われていたことなのに今更。



 ところで、ロボットアニメにとって一番大切な物ってなんだと思う?

 世界観? リアリティ? マニアックな設定? 逆に子供に向けた分かりやすさ? 熱血? 王道? 変形合体バンク? 必殺技?……私はどれも違うと思う。

 ロボットアニメにとって一番大切な物とは、ズバリ「ロボット自身に対する驚き」である。

 そのロボットがどんなアイデアを持ち、どれだけ視聴者にとってセンセーショナルであるか。

 1970〜80年代のロボットアニメが子供の娯楽の王様(の一つ)だった時代、新番組にどんなロボットが登場するか、それだけで事件だった。
 今度は五つのメカが合体、次はトレーラーが変形、お次は人型とライオンと飛行機が合体、三体のロボが合体、ライオン五匹が合体……ロボットアニメ全盛期とは「玩具会社によるロボットのスペック競争」であり、より斬新なアイデアを掲げたロボットが子供達の興味を惹いた。「スポンサーを騙す為の方便」とか抜かしてどこかで見たようなアイデアしか提示出来ないような雑魚アニメはたちまち子供に切り捨てられ、競争から脱落していったのだ。物語など二の次だ。

 だから、あれだけのヒット商品だったのに『闘士ゴーディアン』や『宇宙大帝ゴッドシグマ』や『百獣王ゴライオン』がどんな話だったか覚えてる当時子供だった人達は意外に少ない(笑)。

 そして、アイデアが尽きたときバンダイ(村上克司)は超合金から撤退し、1990年代に入ってスタートした勇者シリーズやエルドランは新しい驚きを見せることができず似たような商品展開に終始し、年を重ねる度にジリ貧になっていったのである。

 私が深夜枠のロボットアニメに今一つ興味を持てないのは、これらの作品に登場するロボットの多くが「典型的なスパロボ大戦のリアル枠」や「典型的なスパロボ大戦のスーパー枠」で、特に驚きがないため子供心をくすぐられないからだろうなと思っている。多分私以外にもそんな人いるでしょ?

 逆に言うと、ヒット商品足りうるアイデアさえあれば子供向けロボットアニメなど容易に復活すると考えている。件の子供が言う「時代遅れ」にはある意味では賛成で、ある意味では反対というところ。どうせあいつらはロボット版妖怪ウォッチみたいなのが流行ったら掌返す(笑)。





 さて、そういった事を踏まえて『Gのレコンギスタ』である。

 富野由悠季監督が「子供に向けて作る」と発表した(でも深夜枠)新ガンダムなのだが、これが意外なことに「ロボット自身に対する驚き」が見受けられない。

 富野監督は商業主義を嫌ってるようなことを言いつつ「ロボットへの驚き(=商品としてのセールスポイント)」に対して真摯な人で、ロボットアニメ発表時には多くの場合何かしらの「新しいアイデア」を入れてきた。

 例えば『戦闘メカザブングル』のウォーカーマシンはそのスタイリングもさることながら、模型遊びの幅を広げることを考慮して「他のプラモのパーツを流用するなりして好きにカスタマイズしてください」という趣旨でデザインされている。『聖戦士ダンバイン』は「子供って仮面ライダーとか好きだから昆虫ロボってイケるんじゃね」と言うコンセプトだ。ガンダムの枠組みの中でデザイン的に斬新なところを狙ったのはF91やターンA。受け手の我々の方が割と保守的なので受けませんでしたが(笑)。
 そしてこの人の凄いところは、玩具販促関係なくなった『ブレンパワード』や『キングゲイナー』でも何かしら新しいコンセプトを提示している点である。

 だが、Gレコのガンダム(G-セルフ)は文芸設定としては「謎のモビルスーツ」みたいなことが書いてあるのだが、そのデザインを見た第一印象としては「AGEやらSEEDやら00やらの近年の代表的なガンダムの特徴的なパーツを色々混ぜてみました」という感じでなんの新しさもない。(でも目の異様なデカさはちょっと新しい気もする)

 富野監督もそろそろネタが枯渇してきたか、もうガンダムなんて弄りようがないと諦めたか、もしかしたら最近のガンダムを混ぜたことが何かの嫌がらせを意図しているのか、それとも何か隠し玉があるのか。子供向けと言いつつ深夜枠な件も含めて気になります。(観るとは言ってない)
 
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2014/6/25

昔のセブンコンプレックスみたいな感じ?  空想特撮
『キカイダーREBOOT』も封切りから一カ月経過し、上映している映画館も少なくなりましたが、まあ案の定色々厳しい批判を浴びてますな。

 そんな中で気になったのが「ダークナイト症候群」なる意見。

 キカイダーのみならず、昨今の日本のヒーロー映画は概ねダークナイトの影響を受けて演出や音楽を真似しているんだそうな。

 ……え? そうだったの? 全然気付かなかった(笑)。いや、あのキカイダーのどこにダークナイト的なところが。

 うーん、『キカイダーREBOOT』はダークナイトっちゅうより……あれだ、どっちかというとティムバートン版バットマン(一作目)の方に近いかと。

 あの「漫画版やテレビシリーズのイメージで派手なアクションやスーパーメカの活躍を期待して観に行ったらそういうのじゃありませんでした」ってモヤっと感が共通している(笑)。
 ダークナイト三部作はなんだかんだで話の重さに反してアクションは派手だしメカやバットマンスーツの設定は解剖図作れるぐらい作り込んであるからね。リアルを突き詰めると反比例して子供向け図鑑が作りやすくなるという。

 それはともかく、個人的にキカイダーでもったいないと思ったのは、昨今の漫画アニメ実写映画化の波に乗れば、もっとテレビ局や芸能事務所や各種タイアップ企業を巻き込んだ大掛かりな仕掛けが出来た筈なのにそうしなかったことですね。

 製作費10億前後で興行目標30億とかぶち上げられたんじゃなかろうか。(←成功するとは言ってない)東映ってそういうコネないのか。
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2014/6/23

まあ、ホントはこっちより中国で訴えられた件の方が気になります  雑記作文
『トランスフォーマー/ロストエイジ』で、中川翔子がヒロインの吹き替えを担当するそうで。

 本職の声優ではないタレントが吹き替えをやるのは実写TF一作目の頃から想定していたことで寧ろ今までやらなかったことが不思議であり特に驚きは無く、演技力云々もよくわからないのでどうでもいいのだが……それでもなんつうか、モヤっとする人選を持ってきたなあ(笑)。

 何がモヤっとするってあんた、「中川翔子といえばオタクタレントだから、ロボット映画でオタクと親和性の高いであろうトランスフォーマーにぴったりな人選だ」と選んだろうに本人TF映画見たことなかったという状況がですな(笑)。

 ちゅうか、そもそもトランスフォーマーがオタク受けの良い映画という考えがある意味間違いだ。

 ロボット映画でアメコミ映画でオモチャ映画とくればオタク大喜びの類の作品だと一見思えるだろう。
 だがトランスフォーマーシリーズはマイケル・ベイ監督作品。カテゴリー的には『ALWAYS 三丁目の夕日』の山崎貴監督作品と同じ。大衆受けはしても批評家やマニアは目をそらす類の作品だ。

 つまり、映画秘宝界隈にたむろして映画蘊蓄を語る高級なオタク連中からはバカにされるタイプの作品なのだ!
 オタクの癖にトランスフォーマーや三丁目の夕日が大好きなんてのは恥ずべきことなのだ!
 あの凄いロボアクションを見ても醒めた口調で「この技術でガンダム作れば良いのに」と愚痴るのが真のオタクなのだ!

 そうさ、実写TF映画を何回も観に行く俺たちはオタクのアウトローなのさ。

 そんな俺達から見れば、中川も所詮は映画秘宝で連載持ったりするスカしたインテリ。奴がどれだけTFを褒めても信用できないじゃないか、そうだろう!?
(被害妄想も甚だしいな。てゆうか映画秘宝に何か私怨でもあんのか)
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2014/6/22

『アニメがなんだ』から『アニメじゃない』へ  アニメ
 えーと、もはや「復活に期待するファン」より「次なるトラブルを期待する野次馬」を集客している感のある『ジンライガー』ですが。

 山本正之氏に替わる作曲担当が新井正人氏に決まったそうで。

 ……うーん、正直、山本氏が降板したときに「メインスタッフの若返り」を期待したんですけど……若返らなかったなあ。まあ、どうやら「純粋なクリエーターの売り手市場によるオリジナルアニメ」というより「定年退職した元会社重役が元同僚や元後輩やその知りあいを集めて草野球チームを結成」に限りなく近い方向に向かっているようだし、これで良いのかも知れん。

 ちなみに山本正之氏降板時に「彼が抜けたらもうJ9ではないのでは」との意見が多く見られましたが、私はそうは思ってません。
 J9を今復活させることに意味があるのかという問題は置いといて、寧ろ昔のスタッフは関わらずに新しい世代の人が作った方が今の時代におけるJ9的なる物が出来あがるんじゃないかと。(そのやり方だと復活ではなく単なるパロディに陥る危険もあるのだが)


 そういう意味では山本優氏が主導権を握っている時点で私の中ではジンライガーって詰んでるんですけどね(苦笑)。

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2014/6/21

黒騎士ってシンプル過ぎるネーミングですよね  アニメ
 今週のテンカイナイト。

 ……おお、大型ビークル関係って玩具通りにスペクトロス側のメカからヴィクリプス側のビーストに変形するんだ。しかも「両軍とも使っているコアブロックは同じ」とかブロック販促アニメらしいことも言い出したぞ。でもそういうのはもっと早くやれ(笑)。

 流石にXモードが勢ぞろいするとロボアニメ感が増しますね。というか、今まで戦闘シーンはイマイチ(勝利に至る過程は面白いのだが戦闘自体はそんなにカッコ良くない)と思っていたのだけれど、今回はかなり見応えがあったような。

 テンカイナイトに限らず、最近の(でもないか。勇者の頃からだな)ロボアニメって「後半のパワーアップに向けて序盤は敢えて地味にやってる」のが素人目にも丸わかりなのはあまり良くない気がします。序盤にこそインパクトのあるシーンや主役ロボの高スペックを見せつけなきゃいけないと思うのだけど。

 そういえばジャイロゼッター(ゲームの方)も「今後の展開で息切れしないように、初期のロボットは赤一色にしたり敢えて派手なカラーリングを避けています」とか皮算用してたな。その派手なカラーリングを最初に導入してたらちょっとは状況違ったんじゃ。

 東映の戦隊物はその辺上手いよね。毎年恒例だから後で強化合体するの分かってるんだけど、絵的なインパクトのお陰か前番組の最終形態より弱くなったって感じしないものな。
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