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2011/6/2

※何かの風刺に見えたら気のせいです  雑記作文
 最近、朝の特撮番組を見ていてしみじみ思うのだが、この手の番組に「悪」が出てこなくなって久しい。

 いやいや勿論、毎週ザンギャックやグリードといった悪役キャラクターが出てきて、我らがヒーローと戦ってはいるんですけどね。

 でも、それら悪役が「何故悪なのか」については「なんだか征服とか破壊とかたくらんでるから」みたいな曖昧な理由付けだったり、その行動も街を大規模に破壊してみせたり、知略と力でヒーローをねじ伏せて見せたりと、なんていうかスタイリッシュでカッコイイじゃないですか。

 悪と言うのはもっと醜く、不快な存在だったんじゃないかと。

 ほら、例えば『デンジマン』とかの初期の戦隊シリーズに出てくる悪役って、本来の目的そっちのけで権力闘争に明け暮れたり、幹部同士が足を引っ張り合って作戦を失敗させたり、裏切ったかと思ったら更に裏切って自分についてきた手下を切り捨てたり…とにかく醜く卑怯な奴等だったじゃないですか。ああいうのが最近いないなあと。


 特撮に限った話じゃなくて、アニメなら『トランスフォーマー』でも、メガトロンやスタースクリームって最近の作品ではカッコいい悪役として描かれることが多いですが、最初期のテレビシリーズでは、普段は偉そうなこと言ってるのにいざ窮地に陥るとみっともなく命乞いし、のど元過ぎればその命乞いの言葉もやっぱりウソでしたって最低な奴等だったじゃないですか。


 そんな醜い連中ばかりの中に、ハカイダーみたいな「カッコイイ悪役」がいるから光るのに、今の時代は全員が「カッコイイ悪役」や「可愛い悪役」を目指してしまっている感じで、それは逆にそれぞれの個性が薄いんじゃなかろうか。

 悪の軍団てのはなぁ、本当の意味で強い組織である必要はないんだ……思惑がバラバラでまとまりが無いくせに私利私欲に関することだけは結束しているから壊滅しない連中であるべきなんだよ!


 そんな悪役が、出てこないものかしら。
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