Twitter:@arisamag2

2011/6/21

メトロ某の部品ロボ的な  アニメ
 突然だが、斬新なトランスフォーマーを思いついた。

 G1スクランブル合体戦士の名物といえば、合体前には余剰になる、頭部、胸板、拳、そして下駄。
 これらが合体して、チーム六人目の戦士になるというのはどうか。

 ただし、彼はビークルモードに変形しない。
 あくまで、ロボットから合体ロボットの余剰パーツに分離変形するトランスフォーマーである。

 当然ながら、彼はアニメの一エピソードで、自分の存在意義について悩む。
 上司や仲間は、単体でも飛行機や自動車として活躍するのに、自分は合体する一瞬しか出番が無いのだ。

「合体した後は良い。 だが俺自身に価値はあるのか? 俺はただの部品じゃないか!」

 仲間たちも彼の扱いに心を痛める。
 それはいつしかチーム内の不協和音に発展し、ある時、戦闘中に精神統一が出来ずに合体不能となる。

 ピンチに陥った仲間達を放っておけない彼は、余剰パーツ状態のまま、戦場に躍り出る。

 するとどうだろう、頭部は戦況を分析する高性能なコンピュータとなり、胸板は仲間を救う盾となる。拳が敵を蹴散らしていく。そして下駄は…下駄は…下駄は……えーと、彼のスパークは下駄に入っている事にしよう。多分左。

「そうだ、合体出来なくても、余剰パーツでも、俺は戦えるんだ!戦士なんだ!」

「そうだよ○○。お前は部品なんかじゃない。俺達の仲間だ!」

 戦いは彼らの勝利に終わり、チームは結束を高める。

 そんな良い話風にまとめつつ、だが来週以降の彼には活躍の場も台詞も無い。
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2011/6/19

文芸部に入ってみない?(訳)  まんが雑文
 今年も行けなかった、おもちゃショー。

 業者日に会場で流れたと風の噂に聞いた『ビーダマン』のアニメPVとやらが妙に気になる。そんなことより気にしなくてはいけないことが色々あったような気がするが気になるのだ。あとガンプラ三つも抱えてゲーム筐体まで行くのはちょっとハードル高いと思います。

 そしてそんな前置きとはまったくもって無関係に、まんがタイムファミリー8月号の感想を。宿題は早めにやっとけよ。



・『ニューカマーから一言!』
 今月のエッセー企画。

 今月号から連載を開始する作家さん三名と、ゲスト掲載中の作家さん一名のエッセーマンガ四本立て。一人だけガチで作品紹介しかしていない(笑)。ある意味一番初々しい。ゲストでのファミリー掲載回数一番長い気がするけど初々しい。
 ところで、「原稿がかわく前に消しゴムをかける」ってのは共感出来る「よくやる失敗ネタ」だと思うのですが、「インクつぼと間違えて珈琲にペンをつっこむ人」ってそんなにいる物なのか。意外とこのネタ良く見るけどさ。



・『はなとふたば』(作:由多ちゆ)
 その新連載作品の一本。姉弟と天使のお話。

 既にゲストで何回か掲載しているが、実のところ今ひとつとっつきにくく、あまりちゃんと読んでいないのが正直なところ。

 でもなんか、突然面白くなりそうな予感はするのよね。「化けそう」って奴? 恐らく「既に面白い」って人もおられましょう。つまり今のところ「俺は面白くないけどあいつが面白いんだろう」みたいな状態。
 是非とも半年後ぐらいに面白くなって、それまでちゃんと読んでなかった私を悔しがらせて頂きたい。



・『あとは若いふたりに』(作:光晴ネネ)
 新連載作品二本目。えーと、タイトルの通りの内容(笑)。

 既にゲストで何回か掲載されているけれど、こちらもやはり「俺は面白くないけどあいつが面白いんだろう」みたいな状態。

 こっちは(私にとって)突然面白くなる予感はあまりしないのだけれど、そういうのが面白くなると倍悔しいので悔しがらせていただきたい。(良く考えたら俺が面白いからといって作者に何の得も無いが)



・『ひよっこシスターの安息』(作:山田古都子)
 新連載作品三本目。もう何度か感想で取り上げている作品。

 つまり今月の新連載作品で唯一、私が今の時点で楽しめている作品である。連載化万歳。
 ……でも上の二本とは逆に「突然失速しそうな予感」もするんですよね(苦笑)。

 是非とも単行本化されたりそれが売れちゃったりして、私を喜ばせて頂きたい。

 今月も、人助けしてんだか助けられてんだかよくわかんないロボコン的グダグダ感が心地良かったです。



・『くらドル』(作:つむらちた)
 エッセー企画参加者で唯一のゲスト作品。
 えーと、地味メン男子が色々酷いことになる話(笑)。

 このまま連載になりそうな感じもするけど、その場合、この男子がいつまで女性恐怖症を保っていられるか。この前提がなくなるとただのラブコメになっちゃうしな。でも四六時中女子と一緒にいて慣れない(もしくは嫌になって逃げ出さない)のも妙ですし。



・『ギュっとして!よねちゃん』(作:しめ子)
 先月まで続いたファンタジー展開とは打って変わった普通の学園モノ。
 成績が悪いからと言って小人や妖精さんが出てきて助けてくれるわけでもない。

 ……先月までを読んで、もうこのマンガはファンタジーなんだと思っていたのに。そう信じていたのに!(勝手に)

 畜生、作者の巧みなストーリーテイリングに翻弄されまくりだぜ。(勝手に)


・『+1サプライズ』(作:大乃元初奈)
 単行本発売記念カムバックゲスト。
 ゲストと言うより、これが実質的な最終回ではなかろうか。
 最終コマの台詞もビシっと決まる。


 では本日はそんなところで。
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2011/6/16

『隔週刊テラホークス』は出ませんか  空想特撮
 今、頻繁にCMやってますけれど、先日デアゴスティーニから『隔週刊 ジェリー・アンダーソン SF特撮DVDコレクション』ってのが創刊されたじゃないですか。あれってどうなんでしょうね。

 いやね、この雑誌、『サンダーバード』『謎の円盤UFO』『海底大戦争』『キャプテンスカーレット』『ジョー90』の五作品の全エピソードを冊子付きでコレクション出来るって趣旨なんですけれど、この雑誌を手に取る人の中に「すげぇ、全部知ってるし全部ソフト持ってないから是非集めたい!」というデアゴスティーニ的にカモネギなお客様がどれだけいるんだろうかと。

 ちゅうかこれ、『隔週刊サンダーバード』か『隔週刊謎の円盤UFO』で充分商品として成立するよね。これなら「すげぇ、懐かしい。是非集めたい!」ってお客様も多いと思うんですよ。

 まあ、残り三作品はどう考えても単体ではこの手の商品が成立しない知名度なんで、いっそ抱き合わせてしまいたい気持ちは理解できるんですが、でも抱き合わせた事で客に課すハードル上がってない?

 これを手に取る客層を、業の深さの順に並べると、「サンダーバード(或いはUFO)は欲しいけど、他は良く知らないのであまり欲しくない人」「***は欲しいけどサンダーバードの映像ソフトは持ってるので要らない人」「アレは持ってないけどコレとソレは持ってる人」「全部持ってるので冊子部分だけバラで売ってほしい人」「ソフト全部持ってるし冊子に書いてる情報は全部知ってるので買う理由が無い人」に大別されると思うんですが、ここから脱落していく人を考慮すると、最終的に全巻揃えてくれる人って、ほんの一握りなんじゃないかなー、だったらサンダーバードだけにして薄い人狙った方が無難だったんじゃないかなー、なーんてことを考えちゃったわけですよ。

 まあ、一番業の深い人になると「是非全巻欲しい!どの作品もビデオとLDとDVDで全話揃えてるけど!冊子に書いてることは各国の研究書や児童誌を原書と翻訳本で集めた上に関係者にも取材して全部知ってるけど!」って人もいるでしょうけど、そんなん日本に三人ぐらいしかいないじゃん(笑)。



 しかもこれ、発売スケジュールによると、しばらくは毎号「サンダーバード1話分と他作品1〜2話分の二本立て」なんだよな。この売り方は私みたいな「特にどれを集めると言う気はないが、欲しいとこだけテキトーにつまみ食いしたい人」にも悩ましい仕様である。寅さんやゴジラみたいに一本で一冊にしてくれることを希望したい。
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2011/6/14

実際の内部事情は知ったこっちゃありません  まんが雑文
 ここ最近の記事を読み返してみて、
「新作ガンダムを褒める記事の直後にラブリーのリニューアルに毒づく記事を書く」
 という流れが、どうにも自己矛盾を起こしている様に思えて気になりました。

 同じ「新規の客層を掴む為のチャレンジ」を、一方は肯定しておいて、もう一方は否定している様にみえるのね。
 そんなわけで、本日はその辺の整合性をとる主旨の記事です。

 いや、マジで、長い事こういう場所で屁理屈こねてると「あれ? これ前言ったことと違くね?」ってことが増えてきて悩ましいです。皆もブログやツイッターをやってらしたら、自分の過去発言を振り返ってみよう。「あれ?これ矛盾してね?」と思うところが一つや二つは出てくるぞ。酷い時は二行先で矛盾してるぞ。「そんなの全然ありません」という君は、揺るぎない信念を持った人か、極力理屈っぽい発言をしない様にしている人か、矛盾に気付けない色んな意味で幸せな人のいずれかですので、三番目の場合は色々めんどくさいから俺に話しかけんな(笑)。

 さて、戯言はこれくらいにして本題に入りましょう。

 ラブリーのリニューアルについて、何故私はネガティブな感情を抱いていたのか。

 それは、あまりに唐突であったこと、単純にリニューアル後の誌面が私の嗜好と合わなかったこと、リニューアルに伴う一部連載作品の旧ラブリーから各誌への移籍が、他のタイム系列誌にとって負担になっている様に感じたこと……そういったこともありますが、先述のガンダムと併せて考えると……。

 結局のところ、新たなる路線について「確固たるコンセプト」を感じ取れるか「漠然とした理想」しか見いだせなかったかに尽きる。勿論ラブリーは後者。

 今回のリニューアルの少し前、ラブリーは「ストーリーマンガ主体路線」へのリニューアルを敢行し、見事に失敗していた。
 それにもかかわらず、またしても「本格ストーリー4コマ誌」を掲げた大型リニューアルを行う……私はここに違和を感じた。
 ストーリーマンガとストーリー4コマの違いはあれど、ついさっき失敗した路線と大差ない方向に、何故舵を切るのか。
 1度目の時点で「ストーリー性(連続性)を前面に出す事は必ずしも4コマ誌の読者層のニーズにあっていない」と結論がでそうなものなのに、その「連続性を必ずしも求めない読者層」(≒ラブリーをはじめとするタイム系列誌の読者層)を切り捨ててまで再度ストーリー志向に向かうのはなぜなのか。起死回生を狙わなければならない大リニューアルだった筈なのに。

(前のリニューアルと今回のリニューアルで担当者が違う可能性もあるが、その辺は把握していない)

 これは、飽くまでも憶測や邪推の類だが、私思うに、リニューアルを担当した編集者は、ストーリーモノに対して「漠然とした理想」を抱いていたのではなかろうか。
 口汚い言葉で表現すれば、彼等はこう思っていたのではないか。
「ヌルい4コママンガなんてくだらないから、ドキドキわくわくするストーリーモノをやりたいなぁ」
 そんな、漠然とした(そして4コマ担当者の思想としては少々厄介な)理想を。

 この状況を、先述のガンダムに因んでアニメや特撮のシリーズ物に例えると、シリーズ低迷期にあって監督なりプロデューサーなり脚本家なりが、その時々の流行とは全く無関係に「僕、ホントは○○シリーズって好きじゃないんだよね。だからシリーズ低迷を良い事に僕が大好きな△△みたいなのを作るね」等とやらかしている状況に近い。(←ホントにそうやって作られた作品があるから怖い)正にコンセプト不在。企画書に書いてあるコンセプトの様なモノは、実のところ「企画を通す為の方便」に過ぎない。
 これでは、古いファンは切り捨てられ、さりとて新しい視聴者を掴むことも出来ず、集まってくるのは「スタッフと同じ嗜好を持つ濃いファン」「何をやらかしても勝手に好意的な解釈をしてついてきてくれる濃い○○シリーズファン」だけである。まあ「スタッフと同じ嗜好を持つ人」が新規の観客と言えなくはないのだが、いかんせんこういう手合いは絶対数が少ない。しかもこの作品が終われば去っていくので次回作に繋がらない。

 振り返って、ラブリーはどうだったろうか。
 敢えて昔からの読者を切り捨てる。そこまでは良い。
 だが代わりに集まってくるのは「元々執筆陣のファンだった人」「何をやらかしても勝手に好意的な解釈をしてついてきてくれる濃い4コマファン」だけだったのではないか。その絶対数は? そんなものに未来があったのか。

 私のこの邪推…妄想と言ってもいいか(苦笑)、それが的を射ているかどうかは、そう遠くない時期に分かるかもしれない。
 もし、この邪推が当たっていて、この編集者が芳文社内でそれなりの力を持った人物であれば、他のタイム系列誌の担当になっても、機会があれば同じ事を繰り返すだろうからだ。この手の人物は、根本的な部分で反省はしない。手を変え品変え、漠然とした理想を追い求めるだろう。
 数年後、またどれかの雑誌が「ストーリー路線」を目指しだすのだ。


 ……えーと、こんな感じで整合性はとれたでしょうか。

 まあ、ガンダムの方もまだ番組始まってないから、蓋を開けたら監督なりプロデューサーなりが「僕、ガンダムってホントは好きじゃないんだよね云々」と漠然とした理想を語りだしたりするのかも知れませんが。
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2011/6/13

夏がくるのにお前はもうこない  まんが雑文
 残念ながらと言うべきか、やはり噂は本当だった。

 まんがタイムLovelyが、本日発売の7月号にて休刊。 

 かつてデュアルマガジン休刊の際、高橋良輔監督が述べた様に、この業界で休刊とはすなわち廃刊。宇宙船やファンロードみたいに唐突に蘇った奴もいたけどそんなのは例外中の例外さ。さらばLovely。


 さて、率直に言って、私はリニューアル後の本誌について、さほど良い印象を持っておりませんでした。途中で「まあまあ良い雑誌になったんじゃないですかね」と、前向きな評価しつつも、それは本音をオブラートで包んでいただけで、内心は「読む作品三つぐらいしかないなー」とか「これ、もし休刊したら何作かは他のタイム系列誌に移籍するのかなぁ。いやだなぁと不埒な事を思っていたのでした。

 てか(敢えてどれとは言わんが)、マジでこっちくんな。
 特にジャンボとか体力無さそうな雑誌にやってきて荒らすのだけは止めて。止めてあげてよぉ。


 いやいや、勿論「ここで終わらせるのは惜しいなぁ」と思っている作品もありますよ?

 でもそういうのに限って、なんか根の深そうだった恋愛アレルギーが一気に解消されていたり、散々引っ張った男子アシスタントとインスタントに失恋してたり……あれ? さっき「三つぐらいしか読む作品ないや」って言ってたのに今数えたら二つしかないぞ?……まあいいや、とにかく今号で終わりっぽい展開ばかりなんですもの。私は面白いと思ってたのに世間的には「こっちくんな」だったの? しょんぼり。

 あ、「終わりっぽい」という曖昧な書き方なのは、今回載ってる全ての作品が、明確に最終回とも、どこかで続きをやるとも書いていないからです(笑)。




 ところで、最終頁の休刊のお知らせですが……「1994年の創刊より」とか「長年のご愛顧に心から感謝」とかありますけど、うーん、私の中では1994年から続いていたラブリーは半年前に終わった雑誌であり、このLovelyは五ヶ月の短い期間しか続かなかった雑誌なんだけどなぁ。

 ちゅうか、長年のご愛顧とか良いから、2度にわたって挑戦したストーリー志向の失敗について何か言ってよ。どんな理想を目指して、どうして届かなかったの?

 多分、失敗したのはストーリー志向だからじゃないと思うよ。
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