Twitter:@arisamag2

2008/2/17

産業革命  空想特撮
 毎年、戦隊第一話の感想は必ず記事にしているなぁ、そこから先は毎回話題にするとは限らない、むしろフェードアウト気味なのになぁ、などと思いつつ、今年も『炎神戦隊ゴーオンジャー』第一話の感想を書き留めておく。

 放映前から、例年より早めの番宣やら、伝え聞くゲキレンジャー不調の噂(最近、具体的な売上の数字が出て、本当に不調だったと明らかになったが)などで、「今年はなんだか必死っぽい」と思ってはいたが、いやはや、実際の番組も必死さが伝わってきますな(苦笑)。

 動物+乗り物という、売れ線二本組のモチーフといい、全体的なテンションの高さといい、所謂「続きはCMのあと!」を連発する引っ張り方といい、視聴率的、売上的、人気的、あらゆる意味で向上を図ろうという目論見が、汚れた大人の目には透けて見えるぜ。なんだかタイム→ガオの頃の雰囲気を彷彿させますね。

 それが純粋な子供の目には魅力的に映るかは(必死に受ける要素を組み込めば受けるなら、毎年そうしてますしね)ともかく、私的には『アバレンジャー』の第一話以来の痛快な面白さがありました。まー、そのアバレもキラーが出てきた辺りで辛気臭くなっていったりして、このテンションで全話突っ走るのは今回も困難なのでしょうけれども。
 まず、毎週このレベルのメカ戦を作り続けられないことは30年以上の歴史が証明しているしな(笑)。

 あまり完成作品を観て「脚本家が誰某だから」とか「プロデューサーが誰某の作品はこれだから…」みたいな事を言うのは上品な行為ではない(テレビ番組って集団芸術だからね)とは思いつつも「ああ、いかにも武上脚本っぽい」との思いが拭えない(笑)。
 セリフで極端にキャラクター付けしている様が、なんだかカーロボットみたいだよ。戦隊も炎神も怪人も、敵幹部すらも、なにかしら語尾が変だったり、不自然な口癖を連発したりしてるよ。まともに対話が成立しそうな奴が一人もいないよ(笑)。

 あとは、スーツにタイヤ状のパーツが付いているのを生かして、電童みたいなアクションで戦うのにツボった。
 パワレンになったとき、あんなギミックのアクションフィギュアが出るだろうか。


 少し真面目ぶった事を書いておくと、ここ数年の戦隊シリーズの流れって、ガオレンジャーのヒットをターニングポイントとした(”引きずっている”とも言うが)、言わば「ガオレンジャーシリーズ」だったと思うのですよ。もちろん作品によって毛色は違ってはいるんですが、多分、スタッフ側にしろ視聴者側にしろ「戦隊と言えばこんな感じ」みたいな共通認識の最先端はガオなのだろうと。
 そして、そろそろ次のターニングポイント「戦隊といえばこれ」と言われる作品が必要な時期に来ていると思うのですが。ゴーオンは、一話だけ観た時点では「この数年の流れの集大成」ではあるけれどターニングポイントとはならないかもなぁ、と思ったり。
 逆に「集大成」であるからこそ、「ゴーオンの次」が難しそうですが。

 売れ線二つも消費してしまって、来年のモチーフどーすんだろな。
 「恐竜+電車」とかですかね(笑)。
0


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ