Twitter:@arisamag2

2008/2/28

余計なところばかりに届く  まんが雑文
 まんがタイムオリジナル四月号の、あるセリフが心に響く。

 それは『ラディカル・ホスピタル』(作:ひらのあゆ)最終ページの、榊先生のセリフ。以下引用。

「オレはアリンコ労働者に違いないと思うけど 精神的にはキリギリスなのかもなー」

 ……ああっ、私の心のナイーブな部分を直撃しやがった!

 そうなのよ、最近、当ブログ中でも年相応がどうしたとか、生活環境の変化がどうしたとか、ついでに頭髪がどうしたとか年齢系の愚痴をこぼすことが多いですが、その悩みの根っこにあるところが正にこの「アリンコだけど精神的にはキリギリス」……「流されるままに今まで働いてきたけれども、先行きの事を何も考えていなかったツケを支払わされる時期にきているかも知れない」という漠然とした不安なわけですよ。

 ……ああ、染みるよ、今の私には重すぎる言葉っすよ榊先生。

 更ににページをめくると『明るい夫婦計画』(作:井上トモコ)の一ページめのセリフが追い打ち。

「使えなくなったらボロ雑巾のように捨てられるんだよ!!」

 ……あの職場もいつの日か私を捨てる、そんなの嫌よ、強く抱いてね。

 本当に今の仕事が一段落したら、今後の生き方についてじっくり考える時間を持とう、そんな事を考えつつ更にページをめくり『おたママ』(作:茶崎白湯)を読んでいるうちに今度は「ああ、こんなんでいいんだ。これからもママを見習って緩いオタ人生を送ろう」と考えを改めてしまうんだから、まさに四コマ誌とは人生の縮図ですよね(笑)。

 どんなふうに生きれば、幸せになれるんだろうね。



 さて、それはともかく今月の『タマさん』(作:森ゆきなつ)なんですが……
 二回ほど連続で、鼻歌混じりに歌を歌う場面があって「ジャ○ラック対策?」とか思っていたのですが、今月号ではセリフに次々と懐かしい歌詞のあからさまな引用が。
 もしかして、作者は真剣にジャ○ラックへの挑戦を胸に抱いていますか?夜の校舎窓ガラス壊してまわる年頃なんですか?
0

2008/2/27

バカにしちゃいけないんですよ〜!  まんが雑文
 供給過多気味な萌え四コマ界に新たな雑誌が創刊しました。

 その名は、まんがドカン小町。

 そういえば、そんな名前の同人イベントがあったような気がするなぁ。

 そんな事を思いつつ、ぺらぺらと読んでみたんですけれども。

 ……なんだろうな、この、大半が読んだことない作品なのに、どいつもこいつも再録っぽい雰囲気は。(実際どうなのかは知らない)

 ま、いわゆる廉コミっぽい感じと言いますか。

 そんなことを差し引いてもこの雑誌、目指す地平が分からない。
 まず、広告に混乱が見られる。
 成年コミックとレディコミと猫まんがの広告が同時に載ってる雑誌もそうはないだろう。
 あと、萌え四コマ誌に、出会い系サイトの広告も普通はないよな(笑)。

 中身の方も、唐突に萌えとは明らかにベクトルの違う不条理系作品が載っていたり、妙なコラムや怪しげなグラビアのページがあったり、どうにも不穏な空気が漂う。
 そんな中『平成残業伝』なる編集者のコラムに「80年代のマイナーコミック雑誌を眺めながら気分を高めた」との文があって、ようやくこの雑誌の意図が分かった。

 あー、これは多分アレですよね、三流劇画誌といいますか、萌えなんてワードがなかった頃の泥臭い成年誌のノリを全年齢向けでやりたいわけですね。『平成残業伝』はさしずめ口当たりまろやかな『嫌われ者の記』みたいなポジションですか。

 恐らく『まんがタイムきらら』のパチモンを作れ、と言われた編集者が、個人的趣味に走って自分の好きだった雑誌の再現を試みてみました、てのがこの雑誌の正体なのだな。




 ……えーとな、目指すところが間違ってる(笑)。
0

2008/2/24

違うのベクトルが違う  まんが雑文
 さて、本日はまんがタイムスペシャル四月号の感想でも。

 注目は『てんぷら』を終えた、なんば倫子氏の新作ゲスト『きゃんぱすワルツ』。
 ゲストと言いつつ恐らく(よほど不評でない限りは)連載になるであろう作品。
 なにしろヒット作だった『てんぷら』に続く作品です。特撮的に例えればゴレンジャーに対するジャッカー電撃隊、ロボコンに対するロボット110番、カブタックに対するロボタック……いちいち例えが不吉なのはわざとやってるからなので気にすんな(笑)。

 実際の内容はというと、まずは、前作と微妙に絵柄を変えてますかしら?うまく言葉で表現できませんが、全体的に目が大きく、漫画っぽい(漫画だが)絵になっているような気が。
 お話の方は…えーと、「新入の女子大生が出会った理想の先輩が実は男でした」てな感じです。
 なんだか登場人物が全体的にドタバタしてますが、昔を振り返ると、なんば氏の作品のキャラクターってだいたいこんなノリで、『てんぷら』の薫みたいなテンション低めの主人公の方が例外的だったのかも知れない。
 実のところ、今回の話を読んだだけではこの先どうするんだかさっぱりわからないわけですが、逆に言えば、前作の一回読めばどんな話か分かるシンプルさがないのは欠点ではないかとも思うわけで、さてはて、どうなることやら。


 『ふぁみコン!』(作:カタクラユキ)が最終回。
 最初に読んだときは最終回だと気付かなかった(笑)。
 うーん、カタクラ作品って大概短期で終わってしまいますが、今回も長くは続かなかったなぁ、そこそこ面白かったと思うんだけどなー、なんでだろーなー、うーん、うーん。



 単行本記念ゲスト『恋愛ラボ』(作:宮原るり)、その単行本の売上がよければ連載化なのかなぁ。
 ホームに載っているのと同じテンションの面白さですが、よく考えたらスペシャルには初登場なのだよな。
 スペシャルだけで読んでる人は話についていけているのかちょっと気になるが、まあ、これはついていけなきゃ置いていくしかない類の作品だしな(笑)。
0

2008/2/23

実り多き教訓  おもちゃ
 今日発売の『フィギュア王』はヤッターマン特集。

 とはいえ、今月号で私の心を惹きつけたのはまったく別の記事でした。
 それは『レゴ 特殊部隊エクソフォース』の終了を告げる記事。

 ホビー誌というものは、口汚く言えばタイアップの塊みたいなものであり、故に毎月、様々な商品のタイアップ連載が載っている。
 そして、それらの連載にはいつか終わりの時が来る。
 そういった場合、それが大成功商品であれば、大々的な終了記念記事が組まれたりするが、大概の場合は、芳しくない結果に終わったり、かつてはヒットしていたが今や商品寿命が尽きたものだったりするので、特に終了の告知もなく静かにフェードアウトしていくのが殆どだ。クアントのミクロマン連載とかな(苦笑)。

 だが、今回のエクソフォースの記事は前代未聞。
 「売上的にイマイチだったので撤退します(ちょっと意訳気味)」とハッキリ宣言して幕を閉じたのである。
 終了するのはあくまでエクソフォースであり、レゴブロック自体の連載は今後も続けるのだろうから、こういった記事が出てくるのも当然といえば当然なのかも知れない。
 それでも、スタッフ一同が失敗点を真摯に反省し、得た教訓や成果を今後の商品に反映させると前向きに語るこの記事は、ちょっと良い刺激を感じる画期的なものだったように思う。(褒めすぎかしら)

 さて、私はこのエクソフォースの商品を買ったことがない。
 玩具売り場で同じレゴのSFキャラ『バイオニクル』共々並んでいるのを手にとって、ちょっとだけ迷ったりもしたものだが、結局手を出さずに終わってしまいそうだ。

 そんな「お客様にならなかった」私の立場から、エクソフォースのよろしくなかった点を考えるに、マーケティング本部長が教訓として語った「善と悪の区別がもっと男の子達にははっきりとわからなければならない」……これがポイントだったのではないかと。

 もっと突き詰めれば「善と悪の区別」というより、バイオニクルにしろこのエクソフォースにしろ、いや、レゴのシリーズものすべてが、パッケージを手にとっても物語や世界観が伝わらないことが問題なのではないか。実際そんなものパッケージに書いてないしな。
 エクソはまだ色だとか造形だとかでかろうじて「こっちが悪い奴らしい」ぐらいは分かるんですが、バイオニクルになると、敵味方どころか、何者なのかすらわからない(笑)。

 日本の玩具オリジナルSFキャラ…ミクロマンやマシンロボ、ゾイド等に見られた、パッケージのストーリー解説を読むだけでワクワクしてくる感じ、あれが足りないのね。

 おそらく、その辺に無頓着なのはレゴがブロック玩具であり「お話や設定はあなたの自由に想像するんですよ」みたいな思想があるからだと想像するのですが、お城シリーズや街シリーズならともかく、SF物でそれはちょっとしんどいのじゃなかろうか。
 自由に想像しようにも、本当は雑誌で紹介したりアニメを作ったり出来る程度には”本来の物語”が存在しているわけだから、ちょっと居心地悪いしな。





 話変わって、ストーリーと言えば『変形!ヘンケイ!トランスフォーマー』のストーリー連載が今月号からスタートしたわけですが。
 変トラ発表当初、タカラトミーの人が「今の子供に向けた物語が必要」とか言っていたので、もうちょっとぶっ飛んだ設定や世界観が出てくるのかと思っていたのですが、結局いつもの話がいつものように展開するようですね。(フィギュア王と児童向けでは設定が違うかも知れないが)
 人間との関わりが強調されているのが微妙な差なのか。
 「あらゆるパラレルワールドからカードで召喚するとかどうだ?そんでゲーム筐体っと連動」みたいな妄想に走っていた私としてはちょと拍子ぬけざます。

 あと、トランススキャニングシリーズのコアボディが、いよいよティンペットにしか見えなくなってきました(笑)。
0

2008/2/19

持ってるだけでぐったり  まんが雑文
 特に深い意味もなく、一部例外を除いて22時〜23時台で記事更新をしていた当ブログですが、生活(職場)環境の変化に伴い、平日に日付変更線を越えずに更新するのが困難になってまいりました。
 私、深夜0時台とか1時台って、記事上の日付を昨日に戻すかそのままで行くか迷うんですよね。

 そんな事とはまったく関係なく、まんがくらぶオリジナル四月号の感想でも。


 今月の『やまいだれ』(作:小坂俊史)の「単一色依存症」ですが、この症例、ネタではなく、普通にあるんじゃないかしら。
 街を歩いていると、全身青一色の人だとか、全身紫一色だとか、そんな歩く都市伝説に出くわすことはままありますよ。……あれ、俺だけ?皆さんありません?
 と、言いますか、昔、母親の友人に全身朱色の人がいてなあ(笑)。
 あんなのが玄関に立ってると、思わず「殺られるっ!?」と身構えますな。

 新連載『エコエコパンドラ』(作:山田玲司)……「マスコミではほとんど取り上げられない環境問題の怖い話」が、漫画雑誌に載っているという時点で既に胡散臭い作品です(笑)。
 あと「全編2色カラーのつもりで原稿を描いてみたら、実際は途中から白黒ページだったぜ」みたいなところも胡散臭い。四コマ誌って珠にこういうことあるよな(笑)。

 『しあわせの種』(作:海月志穂子)ってショートストーリー作品があるんですが、私はこの作品をよく読み忘れてしまいます。
 理由は、なんとなく雰囲気が竹書房四コマ誌の後ろの方に載ってる出会い系サイト広告マンガに似ているからですが(笑)、今回は読み忘れませんでした。
 で、今回のお話、良い話だとは一応思いつつも、なんだか釈然としないんですが。
 これって結局、魚が可哀想なのは変わりないんじゃ?(苦笑)
0


teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ