「安吾巷談 -麻薬・自殺・宗教 」 坂口 安吾
戦後まもなく文壇はもとより、芸能界を席巻したのは、これである
ヒロポン 。太宰治しかり、田中英光しかり、彼らとは切ってもきれないものであった。この二人の他、本日公開の坂口安吾のこのエッセイには、いろいろな作家の名前がでてくる。それにしても安吾という人は、人に好かれたようだ。みんなが心配をしてくれ、集まってくるような人だった。
頭の中の話から下ネタまで、バラエティに飛んでいる内容と洒脱な文体に、「安吾巷談 中毒」になりそうである。これから数日の間、トップページを開くことが楽しみだ。読み手を”中毒”にしようと安吾の張った罠に嵌ったような気もするが・・・

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