さて、中国から購入したRSP1AのCOPY品と思われるSDRですが、本日ばらしてみました。やはり本体はアルミのケースとなっており、ご本家のプラスチックケースよりは良いんじゃないの?って感じでした。
メイン基板もご本家はシルク印刷が無いですがこちらはあります。良い悪いは無いと思いますが、もし回路図が手に入るのであればシルクがあった方が改造とかしたいときに便利だと思います。この点もご本家より良いかと思います。
さて、基板をひっくり返してみました。RSP1Aのシルクが入っています。両面スルーホール基板です。本当にご本家のCOPYだと再認識しました。
結局、こういう模造品と思われるものが出回るのが中国ですし、それを買う方も買う方ですがきちんとCOPYしてありますので、性能は多分ご本家と同じ程度は出ているものと思います。もしお手元に1万円余裕があれば是非このRXで遊んでみて下さい。かなり面白いです。HDSDRと言うソフトを使えるのもメリットだと思います。安くてご本家を追い越すとは言いませんが、それなりに納得のいく商品を作る事は昔の中国とは一味違う感じがしますし、最近のポータブル短波ラジオもほぼ中国製だと言う事を考えますと、短波放送ワッチではいつも邪魔だと思う反面、製品作りだと非常にBCL界に貢献している国ではないでしょうか?
そんな事をこの商品をばらして考えていました。ご参考まででした。
なお、購入直後からSMAコネクターのねじの締め方が弱くてBNC変換接栓を付けると一緒に回ってしまう事もありましたので、元に戻す前にきちんとSMAコネクタのねじを締めておきました。ええ感じになりました。

SMAコネクターが付いている側の4本のねじを外して基板を引き出しますと、いとも簡単に基板が出てきます。

基板裏側です。シルク印刷が所狭しと印刷されています。それ以外のパターンはほぼご本家と同じものです。右上にある「SDRplay」と言うシルクはご愛敬でしょうかね。

基板表側です。部品実装は無くシルクとパターンのみです。これもご本家と同じに見えます。シルクは全く違いRSP1Aと書いてあります。ご本家よりも格好が良い仕上がりとなっています。

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