皆さん、明けましておめでとうございます。
さて、本日はSDR、Software Defined Radioについてです。
新年早速当家にあるSDRであるMicrotelecom PerseusとELAD FDM-S1/S2のメンテナンスをしました。Perseusに関してはWindows10のOSがUpdateされる度に動かなくなるので少々さぼっていましたが、この際に最新のOSで再インストールしましてきれいに動くようにいたしました。今回行ったアップデートは以下です。
-Perseus-
1.ドライバーの再インストール
2.VACの再インストール(Version 4.15)
3.Dreamの再インストール
4.念のためアプリの再インストール
5.表示周波数の調整
とフルのインストールをしました。その結果無茶快調に動いています。
まあ、良かったですが通信型受信機ファンの私はどうも通常の受信にはIC-R75を使いますので、そんなに喜ぶほどの事も無かったかな?と言う感じです。
作業を淡々とやった感じです。
-ELAD FDM-S2-
1.ソフトウェアバージョンを最新の3.019に上げました。
2.SMA>BNCの変換プラグが接触不良をすることが多かったので新品に交換
3.FDM-S1でも動作チェック=OK
4.表示周波数の調整(FDM-S2とS1で異なるのでS2でAdjust)
そうなんです。FDM-S2用のソフトであるFDM-SW2はFDM-S1にもそのまま使えます。違うのは右上のプリアンプの部分だと思います。その他の操作感覚は同じ感じです。FDM-SW2にはバンド切り替え機能があり、これが出荷状態ではハムバンドになっているのでこの際BCLバンドに変更しました。AMの受信帯域もデフォルトは5kHzですが、これを4kHzにしておきました。
もちろんPerseusもFDM-S1/2もB18の最新のスケジュールを入れました。PerseusはHFCC、EiBi、Aoki_Listと3つ入りますが、ELADは一つだけなのでEiBiにしておきました。
通常のイージーリスニングにはもってこいのSDRです。特にELAD FDM-S2は性能も良くて使い勝手も良いため重宝しています。DRM放送は現在は「中国の声」だけですがKTWRは非常に積極的に特別放送をします。今後が楽しみです。
また、AM放送受信においてもSDRは非常に高機能です。特に混信回避能力は高いと思います。特にPerseusの混信排除能力は高いと思います。
しかし、私は通常のワッチにはIC-R75を手放せません。やっぱり通信型受信機は操作感が抜群です。PCの画面を操作しているのとは違います。また、感度もここ一番と言う難しい局面でのDX受信には通信型受信機が効果を発揮します。
まあ、最後の部分は好みになるでしょう。
今後もSDRを大事に使用していきたいと思います。以下がFDM-S2の本体とソフトウェアの最新版のスクリーンショットです。


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