現状の自宅のネットワーク環境は、100Mbpsの光ファイバー契約です。
ただし、光ファイバーはマンションのため1階にあるBOXの中で、VDSLと言う方式によりマンション建設時からあった電話回線を経由して各戸に配分すると言う事になります。で、宅内にはVDSLモデム、電話機とLANを分ける機器、そしてLANからのインターネット回線を無線LAN化するための無線LAN親機と言う接続になります。
さて、この無線LAN親機は3年前に更新したもので、2.4GHz対応だけのものでした。最近というかもう規格化されて少々立ちますが、11acと言う無線LANの伝送規格では、5GHz帯と言う比較的混信が少ない帯域を使用して非常に高速な通信が行えるもので、やっと今回これに対応した無線LAN親機に交換しました。
交換でのポイントは、マンションの室内には、2.4GHz帯のみ対応の機器も残っていますので、2.4GHzと5GHz両方を同時に対応できる機器で、もちろん内蔵アンテナが多めのものです。11ac対応は、iPhone6を家族が持っているし、ノートPCも11ac対応機が2台と増えているので外せません。
で、選択肢としてはBuffaloかIO DATAのものになって来ますが、ずーとBuffaloのみを使用してきましたが、今回初のチャレンジで価格の点とかでIO DATAにしてみました。以下の商品でございます。
さて、その結果なのですが、予想通りの好結果でした。
ちなみに前の結果が無くて済みませんが、以前の親機は、11n/g/b 2.4GHzのみ対応のものでした。大体通信速度は、ダウンロードが20Mbps程度、アップロードも20Mbps程度でした。もちろん、LANケーブル(有線)で接続しているデスクトップ機においては、アップロードが30Mbps、ダウンロードが97Mbps程度のほぼ契約の最高値が出ていました。
*結果*
1.PC側の無線LAN子機側が、2.4GHz 11n/g/b対応のみのPCでは…

と言う事で約2倍のスピードに向上しています。
2.PC側の無線LAN子機側が、5GHz 11ac対応のPCでは…

と言う事でLANケーブル接続と同等のスピードが出ています。いや、アップロードはLANケーブル接続PCより早いです。なぜだろうか???
でも、11ac規格は凄いです。まだ、光ファーバーお使いで導入されていない方はお試しになられてはいかがでしょうか?なお、LANケーブル接続において出ているスピード以上は、もう回線の最高スピードなので、それ以上はいくらこの無線LAN親機を使ってもスピード向上はしませんので、その点はご理解願います。
また、プロバイダーと当家の間でのスピードは上がりましたが、良く見るBCL関係のHPとか情報ページに関して、そんなに早くなった印象はありません。
多分、海外のサイトではそのネットに接続する時に通る一番スピードが遅い所に影響されるため、スピード感が変わらないんだと思います。
まあ、これは当たり前と言えば当たり前です。これもご理解願います。

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