セントラルのクイーンズ ロード沿いにある皇后戯院のサインボード。
自分は、この60年代を思わせる看板が大好きでした。
しかしながら時代の波に押され、この歴史在る映画館も今月一杯で廃業となるそうです。
新しく建ったIFCなどの建物には、近代的な複合映画館もあり、観客もそちらを選ぶのでしょう。
ビジネス街であるセントラルのほぼ真ん中という立地を考えれば、映画館よりオフィスが求められる場所でもあります。
残念ですが、この看板も、いずれ取り外されてしまうでしょう。
香港の労働者の4人に1人、仕事の大変さから移住を希望
[香港 23日 ロイター] (以下、引用)
香港の労働者の4人に1人以上が、仕事と私生活のバランスが取れないとして、域外への移住を考えていることが調査で明らかになった。
同調査は、複数の多国籍企業が設立した企業の社会的責任について助言を行う組織「コミュニティー・ビジネス」が7月に実施し、労働者1000人以上から回答を得た。
調査結果によると、香港の人々の勤務時間は昨年より短縮されたものの、多くが仕事と私生活のバランスは改善されていないと考えており、27%がより良いライフスタイルを求めて域外への移住を検討したいと回答した。 (引用、ここまで)
労働者がホワイトカラーを指すのか、ブルーカラーを指すのかは、明らかではありませんが、確かに香港の労働事情は遅れています。
大陸ですら、週40時間労働に変わった今も、香港では、土曜半日出勤の会社が多く、さらに土曜もフルタイムの会社も存在しますし、サーヴィス残業も多いようです。
退社時間後に行われる合気道の稽古生の数が増加しないのも、そんなことが原因になっているのかもしれません。
今日は稽古日、幸い、自分は、もうすぐオフィスを出て香港合気道協会の稽古へ向かいます。

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