ここ数日、強烈な勢いでモノを捨てている。
契約の更新で来月に引越しを控えていることもあるけれど、なにしろ香港のフラットは狭い。 そして、マレーシア、フィリピンでの住宅事情が良かったこともあり、モノも増えてしまったこともある。
今回、帰国した際に、モノを捨てることについて書かれた本を買った。 そういう本に啓蒙でもされないかぎり、思い切ってモノを捨てて行くということは難しいことでもあった。
手始めはクローゼットから、今期袖を通さなかった冬物のスーツやジャケットは全部捨てた。 ちょっときつくなっていたものもあったけれど、 名の通った高かったスーツやジャケットは、なかなか捨てられずに3カ国を移動した。
結局、その間、一度も袖を通していないものもある。
本によると、モノにも旬があり、旬を過ぎたモノはその使命が終わったと考えるべきだと言う。 また、もしモノが無くなった場合は、そのモノが自分から離れて行くときが来たのだと考えれば良いとも記されていた。

確かに、死んだときに持って行けないものは、すべてこの世の中での借り物。返すときが多少早くなっただけなのかも知れない。 そう考えれば、モノに対する執着も薄くすることができるだろう。
いいモノは、いい時期に徹底して使い倒す。 高いモノであればなおさら。これは、自分とちょっと気性の異なる兄の考え方でもあった。
明日からは、ホーリー ウィークの休み。
休日の間に、モノを整理してすっきりした状態で引越しに備えたいと思うし、できれば、インテリア雑誌の写真のようにすっきりとした環境で生活できればと思う。 マレーシア、フィリピンでは、それが出来ていた。この狭い香港のフラットでは難しいことなのかも知れないけれど。
いずれにしても、この連休中には使わないモノを捨てまくって身軽になる予定。
Yahooニュースで、ホイットニー ヒューストンが、再度薬物更正施設に入所したと報じられていた。 80年台後期に放った、Saving All My Life For You や The Greatest Love Of All などの素晴らしいバラード ヒットは、今ではスタンダード ナンバーとなっている。 モデルもしていたというルックスの良さと歌の上手さで、その後も多くのヒットを飛ばし、ケビン コスナーとの共演の映画「ボディガード」もヒットした。
その後、何があったのかは知らないけれど、今日のニュースの写真での変わりように愕然とした。 かつての風貌を知るだけに、
この写真はあまりにも悲しすぎる。一日も早く更正して、復活して欲しいと思う。
ディオンヌ ワーウィックの姪ということも今日始めて知った。

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