Tokyo FM の番組 「ジェット ストリーム」が、25日の放送で1万回を迎えた、と先日のYahoo ニュースで伝えられていた。 月曜〜金曜 午前0時 の帯番組で、実に放送37年、今も続いているとは知らなかった。
自分が良く耳にしたのは、1970年代。 今は故人となられた城達也さんの声とミスターロンリーのメロディを思い出す。
“遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休めるとき――” という語り口のオープニングだったらしいが、なんとなく覚えている。
日付けが変わる真夜中、気持ちが落ち着く放送だった。
現在の案内人は伊武雅刀さんとのこと、デスラー総統の声はこの人だったか?
他にはは、スネークマンショーで笑わせてもらった。
もう一つ印象深いラジオ放送は、大滝詠一氏の Go Go ナイアガラ。 受信状態の悪いラジオ関東、土曜日午前3時の放送という過酷な条件のなか、頑張って聞いていた。 聞いていたのは、クラスにもう一人だけ。 月曜に話をしようとすると、「ゴメン、今週、眠っちまった。」ということも良くあった。
60‘s やフィル スペクター サウンド、シュガーベイブの山下達郎、かかる曲は断然のカッコ良さ。
昔持っていた、大滝氏のレコードを 4、5年前に、今は無き旺角の新星堂で発見、幸運にもディスカウント プライスで購入できた。 Niagara Moon, Go Go Niagara, Niagara Calendar の3枚。 洒落たサウンドと随所にちりばめられた パクリのギミック。 バックのミュージシャンも素晴らしい。
発表以来、30年が過ぎようとしているが、そのサウンドは一向に古さを感じさせない。
この素晴らしい3枚を、娘に聴かせることができて本当に良かったと思っている。


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