このところ、ほぼデイリーで通っている海辺で、グンバイヒルガオに遭遇。
わあ、いっぱい咲いている!と喜んだのもつかの間、もう終わりがけだったようで、2日ぐらいで花は見られなくなって、地味な葉っぱだけになっちゃいました。
こういうのって、ほんと出会いですね。
グンバイヒルガオの特徴は、海岸、特に砂浜を好むこと。
(まさに、ビーチの砂のところで咲いています!)
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グンバイヒルガオの葉は、先端に浅く切込みが入る楕円形。
和名の「軍配昼顔」は、葉っぱが相撲の行司が持つ軍配に似ていることから。
学名★ Ipomoea pes-caprae (pes-capraeは、「ヤギの足」の意味、葉の形から)
英名★ Beach Mornig Glory
同じく浜辺に咲く「ハマヒルガオ」は、葉っぱがハート形で花の中心部が「白」。
グンバイヒルガオの中心部は「紫色」というところで見分けがつくそうです。
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これはまた別の海辺で出会ったグンバイヒルガオ。
ここでは、完全に海水につかりながら咲いていました。強い花ですね。
花言葉は、「優しい愛情」 「絆」
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こちらは、ペンバ島のビーチで出会ったグンバイヒルガオ、
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ここでは、葉っぱだけ勢いよく、花は一輪しか見つけられませんでした。
でも、だからこそ、この一輪の花が、輝いて見えました!
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こちらは、最初に紹介したビーチ、花が終わって、いつもの地味な感じに戻りました。
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ここには、いつも、こんな感じで、ダウ船の帆が乾かしてあるんですよ。
というのも、このビーチは、木造船の修理場になったいるので、丸木舟(ガラワ)から、一本釣りの漁船(グワンダ)、網漁船(ムタンド)、木や炭などを運ぶ貨物船(ジャハジ)、車も乗せられるような大型の木造船(ブム)に至るまでが、遠浅のビーチに置かれており、
水が来ない時間には、トンカントンカン、ギコギコギコ、カッカッカッカッカッカ、・・・
にぎやかな作業音と共に、かつてオマーン国から伝わった、船大工の匠の技が惜しげもなく披露されていつ場所なのです。
我らのカクメイジ号も、今年は、2隻をメンテナンス中。
(*バラカ会長島岡は、バラカの事業とは別に、ザンジバルに雇用を増やすため、漁業もやっていて、船の名前は、全部カクメイジ号、船は8隻あります)
木造船って、数年に一度、船板を替えるなどの大掛かりな修理をしながら、何十年も使っていくのです。
修理と言っても、材木を運んできて、丸太の皮をむき、板を火であぶって形を整え・・・という作業を、一切電動器具を使わずに、昔ながらの大工道具と方法で作っていくので、新しい木造船を作るよりも逆に手間がかかることもあって、すでに半年経過!
そんなこんなで、カクメイジ号の修理、ポレポレながらも、進行中。
(心の中では、「もうそろそろ完成して〜!」)
2隻の内、とりあえず、カクメイジ39号の方は、あと一歩のところまでいって・・・いると信じ、出漁の日を心待ちしている今日この頃です。
(手前が完成間近なカクメイジ39号、奥のは別のカクメイジ号)
みなさんの周りには、どんな花が咲いているでしょうか?
☆初めてバオバブの花を見たことがきっかけで、熱帯アフリカの花に急に興味がわいて、あたりを見渡したらすてきな花がいっぱいあることに気づき、柄にもなく、花便りなんぞを書き始めてしまいましたが、6年目にして、やっと百花に到達しました。
みなさま、ご声援ありがとうございました。
まだまだアフリカに咲く花は、いろいろありますので、引き続き、ポレポレマイペースでご紹介していきますね。
これからも、アフリカに咲く花、笑顔の花、ご一緒に楽しんでいただけたらHappyです。
島岡由美子
🌼アフリカに咲く花、笑顔の花1〜100の目次は、
こちらです。
🌻「アフリカに咲く熱帯の花、笑顔の花 ワイルドフラワー120」(オールカラー)
を、2022年2月にかもがわ出版から上梓しました。
グンバイヒルガオも、100ページ目に登場します。
この本は、全国書店、アマゾンなどオンライン、バラカの
セレクトショップでも購入できます。図書館ご利用の方はリクエストしてください。
🌺現地の映像と写真をあわせた動画で、アフリカ花の旅に出ませんか?
https://youtu.be/qx4zy5uq4dw (1分半のショートバージョン)
https://youtu.be/6x8AY5rKz8E (たくさん花木がみられる5分のロングバージョン)

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