「アフリカの民話〜ティンガティンガ・アートの故郷タンザニアを中心に〜」本の発売日が決まりましたので、お知らせします。
2012年4月27日から発売します。
まずは、
バラカ主催ティンガティンガ展@横浜・名古屋会場に並びます。
ネットでは、
バラカのセレクトショップや、
アマゾンで購入できます。
もちろん、全国の書店にも注文してお取り寄せできますので、興味のある方は、最寄りの書店や図書館にリクエストしていただければと思います。
どうぞよろしくお願いします。
***********ここから下は、3月23日の記事****
フレッシュな春2012に、「アフリカの民話〜ティンガティンガ・アートの故郷タンザニアを中心に〜」を、出版することになりました。
アフリカ(ザンジバル・タンザニア)にわたって25年、いろいろな場所で、場面で、アフリカの人たちから聞いたお話を書きためたものが100篇を超えました。
そのうちの22篇を、1974年からティンガティンガ・アート一筋の古参アーティスト、チャリンダさんの挿絵付きで本にしました。
挿絵を描いてもらうには、チャリンダさんに、お話を伝えなければなりません。
すでに65歳のチャリンダさんに向かって、つたないスワヒリ語で、「むかしむかし、あるところに・・・」と語るのは、少々照れくさいものがありましたが、チャリンダさんはとても熱心に、楽しそうに聞いてくれ、すばらしい挿絵を描いてくれました。
そして、自らも語り部の一人であるチャリンダさんは、興に乗ると、今度は、自分の故郷ナカパニャ村の民話を私に話してくれて、今度は私がそれをメモする・・・といった感じで、日タン、民話を愛する二人で、お話と挿絵がそろいました。
ナカパニャ村は、ティンガティンガ・アートの創始者ティンガティンガ氏の出身地でもあり、チャリンダさんは、ティンガティンガ氏と同郷。
ナカパニャ村は、モザンビーク国境に近いルブマ地方のトンドール地区の中の小さな村。
ティンガティンガ・アーティストたちは、元々創始者ティンガティンガのファミリーや同じ村の人々の中で伝えあい、発展させてきたアートなので、アモンデ長老、サイディ、チムワンダ、アブダラ、ムスターファ、・・・大勢がナカパニャ村出身なんですよ。
そんなわけで、思いがけず、ティンガティンガ・アーティストたちにとっての心の故郷、ナカパニャ村のお話も盛り込めたので、より、挿絵がいきいきして見えるような気がします。
本の出版元は、(株)バラカです。
時代に逆行するようですが、このたび、私の初著「我が志アフリカにあり」(朝日新聞社)の出版の時からお世話になっている同志からの心強いサポートの元、バラカで書籍出版部を立ち上げ、記念すべき第一冊目の本を出版する運びとなりました。
私が耳で聞いたアフリカ民話の楽しさ、ぬくもり、驚き、疑問などを、この本を通して日本の皆さまにお伝えできればいいなと思っています。
そして、この本をきっかけに、アフリカ、タンザニア、ザンジバル、ティンガティンガ・アートといった様々なキーワードに向かって関心が広がることを願って、アフリカの民話本出版のご案内をいたします。
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「アフリカの民話〜ティンガティンガ・アートの故郷タンザニアを中心に〜」
●島岡由美子 文・写真 ●モハメッド・チャリンダ 絵
ザンジバル在住25年の著者が、アフリカの人々から伝え聞いた、各地に伝わるお話22篇を、ティンガティンガ・アートの挿絵とともにご紹介する民話集。
アフリカの民話の楽しさや驚きを、たくさんの現地の写真とともに味わえる、読み聞かせにもお勧めの一冊です。
◆A5判上製 オールカラー 208ページ 定価1,500円(税別)
◆出版元:バラカ ISBN978-4-906909-00-1
◆読者カスタマーレビューのページは
コチラ
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by島岡由美子
2013/7/17 update
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