今日は、小さなカンガフレンドを紹介します。
カンガのかけ布とカンガ枕ですやすや眠っているのは、生後2週間の万里子ちゃん。
カンガにはいろいろな赤がありますが、これはまた赤ちゃんにぴったりの優しい赤色ですね。
「万里子(まりこ)」という名前は、音の響きも優しく、漢字で書いた印象もきれいで、素敵な名前ですね。
万里子ちゃんのママからいただいたお便りには、
、『万里子の「マリ」は、 スワヒリ語のMALI(宝物)から取りました。万里子は、私たちの、「宝物」です』と書いてありました。
2009年12月31日生まれの万里子ちゃんは、現在生後1ヵ月半、体重も順調に増えて、日に日に愛しさが増しているそうで
、「この子を産むまで、子供がこんなにも可愛いと思っていませんでした」とのこと。
赤ちゃんにとって、ご両親の愛情をいっぱいに受けながら育つことほど、幸せなことはないですね。
「カンガはとにかく軽くて優しい肌触りなので、小さな乳児にかけても安心です。
ベビーラックの他に、今は、おむつがえシートとしても、カンガを使っています。
おむつを換える時に、床にそのまま寝かすのはかわいそうですし、下にカラフルなカンガを敷くと、万里子がよけいかわいく見えてきて、自分も気分が乗ります♪
おむつをかえる瞬間に噴射(!)されてしまった時にも、カンガでさっとおさえて、洗えばOKなので、とても便利です」
とのこと。
肌触りのいいカンガの上でおむつをはずしてもらうと、気持ちよくって、ついついもう一度噴射したくなるんでしょうね。
ところで、1枚目の写真は、カンガにすっぽり埋もれていて、かわいいお顔が半分しか見えないので、こちらの思いっきりかわいいお顔が見える写真の方も載せさせてくださいねとお願いしました。
ところで、ここ
ザンジバルでは、昨年12月10日から始まった停電と、それに伴う深刻な断水は、2ヶ月以上たった今も続いています。
ノルウェーやイギリスや、南アフリカからやってきた技術者たちによて、電気の復旧作業が進められていますが、1月上旬にザンジル政府が発表した2月20日をめどに復旧という話は流れ、2月末に復旧予定というアナウンスにかわり、またまた国民の失望が深くなりましたが、逆にここまでくると国民もかなり電気のない生活に慣れてきているので、なんでもいいから、ついたはいいが、またすぐに壊れるような中途半端な復旧ではなく、しっかり修してくれよという気持ちになっています。
私は、期待していた2月20日の電気復旧がなくなって、また先延ばしされたので、かなりがっかりしましたが、小さなカンガフレンドの写真とお便りが届いて、気を取り直しました。命の誕生は、人に元気とパワーを与えてくれますね。
また、万里子ちゃんのママからのお便りからは、女性として命を懸けた大仕事、出産の次は、子育てというエンドレスの大仕事が始まっている中で、母となった喜びと誇りと万里子ちゃんへの愛情がいっぱい伝わってきて、心がふんわりあたたかくなりました。
この記事をアップしたら、発電機を切って、カンテラの灯りに戻し、ザンジバルの夜空にきらめく満天の星を眺めながら、小さなカンガフレンド万里子ちゃんの健やかな成長と、ザンジバルの電気復旧を祈ることにします。

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