流山駅は流山線の終着駅として大正5年3月14日に開業した。駅舎は幾度も改築されているが、開業当時の面影を残している。また、第2回「関東の駅百選」(平成10年選定)に選定されている。
<流山駅・駅舎【平成20年4月12日撮影】>
〇流山駅には2台の券売機が設置されており、自社完結の乗車券の他にJR線への連絡乗車券も購入が出来る。また、窓口においては硬券の乗車券が常備されている。
<流山駅・出札【平成20年4月12日撮影】>
〇「出札口」と名付けられた窓口では各種硬券が発売されている。
■入場券■
<流山駅発行【平成18年8月8日発行】>
(券面・裏)
*入場券の券面裏には、2000系(元西武鉄道801系)の愛称「青空」とこの車両の運用開始日が印刷されている。この「青空」は総武流山電鉄で初めて愛称がつけられた車両で、初の高性能・冷房車として導入された。
■片道乗車券(自社完結)■
<流山駅発行【平成18年8月8日発行】>
<流山駅発行【平成18年8月8日発行】>
*初乗り区間(流山〜平和台)の小児券は欠番であった。また、流山及び、馬橋の各駅では相互式乗車券が常備されている。
■連絡乗車券■
流山駅にはJR馬橋経由の連絡乗車券(硬券)の口座設備がある。昨今、JR線各駅に自動改札機が普及したことにより、硬券の誤投入による自動改札機の故障防止をする為、私鉄各駅の発行する連絡乗車券は硬券から軟券に変更している傾向にあるが、総武流山電鉄では硬券の連絡乗車券を常備している数少ない鉄道会社である。
<流山駅発行【平成18年8月8日発行】>
<流山駅発行【平成20年4月12日発行】>
〇民営化以前の連絡乗車券と比べても基本の券面レイアウトに変化はなく、国鉄時代から踏襲している。
<流山駅発行【昭和61年10月25日発行】>
<流山駅発行【昭和50年8月29日発行】>
〇昭和50年代に発行された連絡乗車券は現在の金額式とは異なり、相互式の様式であった。
<流山駅・改札口【平成20年4月12日撮影】>
〇定期券を利用する旅客と区別したラッチが設けられている。
<流山駅・構内【平成20年4月12日撮影】>
<流山駅・構内【平成20年4月12日撮影】>
〇構内配線は1面2線の島式ホームと車庫の側線が設けられている。

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