昭和47(1972)年9月1日に特定都区市内制度が改正され、新たに札幌、仙台、広島、北九州、福岡の各市が追加された。また、この改正と同時に「東京電車環状線内」を「東京山手線内」と表記変更した。
その後、広島市内のエリアについては昭和48(1973)年5月1日に変更され、新たに山陽本線(向洋〜瀬野間)及び、芸備線(安芸矢口〜井原市間)、可部線(小市橋〜小河内間)の各線区に拡大された。
<佐世保駅発行【昭和47年10月26日発行】>
◎ 昭和47(1972)年9月1日〜昭和48(1973)年5月1日の9ヶ月間に発行された乗車券には、「中島・小河内間の各駅を除く。」旨の注意書が記載されている。昭和47年当時、この中島〜小河内間の各駅は広島市に属していたが、同線区の緑井〜上八木間の各駅は佐東町に属していた為、中島〜小河内間の各駅は広島市内に属していない旨記載されていた。

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