1月7日に製作しましたNoise Cancellerですが、海外出張やら法事やらで全く手つかずの状態で放置されていました。昨日、やっと自由な時間が持てましたので遊んでみました。
まずはきちんと動作をしているのかどうか?と言う事でΔLOOPXからの信号を2分配器で分配してそれぞれをMAINアンテナ、ノイズアンテナとしてNoise Cencellerに入力してみました。そうしますときれいにヌルが取れまして一応キャンセルと言う動作をきちんとしていることを確認しました。一応完璧の様です。
今後は実戦としてノイズアンテナを設置して本当のキャンセリング動作を確かめたいのですが、当家はそんなにノイズが無い環境ですのでご近所のノイズが多い環境の方にレンタルして動作確認をしていただこうかと思ったりしています。
しかし、このキャンセラーですが内部にアンプが2個あると言う事で下手に組みますと発振だらけとなります。ほとんどの配線を同軸ケーブルで行う事と基板を作る際のGNDを強化する事が非常に大事です。同軸ケーブルを用いる限りにおいては、ルーズに配線しても結構性能が出るようです。以下の写真にある様に私も同軸ケーブルはメンテナンスを考えて長めにしましたが、まったく問題ありません。
回路図も含めて、ここまでの経緯を資料にまとめてみましたので以下からダウンロードしてご覧ください。
noise_canceller.zip


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