月曜日、火曜日の北角での稽古に続いての三日目は、澳門へ移動。
我々も金沢師範、内田指導員に同行させていただき、澳門での合同稽古に参加させていただいた。
澳門合気道協会が使用する道場は、ギアの灯台の上り口近くにある得勝体育中心内の柔道場。
ここの道場は素晴らしく、毎回訪れるたびに羨ましく思う。
稽古は、基本的な身体の使い方から、接点と位置取り、そこからの崩し、そして、身体の動きやスピードではなく、中心からの自分の力を乗せてゆくところまで、具体的な説明をいただきながらご指導をいただいた。
技の動きと理論そして、明確な説明は、術としての技を、かなりの部分まで解き明かしてくれていたことに感銘を受けた。
ここ数日と同様、段階を踏みながら、そこまで繋げて行く稽古の構成は、さすがにプロとしか言いようがない。
稽古をする者としてはもちろん、指導員の立場からも大いに学んだ三日間であった。

澳門合気道協会の李会長やメンバーとも早いもので、もう十数年来のおつきあい。
道友会との交流稽古をと考えてはいるものの、カジノブームに沸く週末の澳門行きは難しく、今だ実現できていないのが残念。
稽古後の食事会に参加して、深夜のフェリーで香港に戻り、帰宅したのは深夜の1時過ぎ。

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