イーグルスの28年ぶりのスタジオ ニュー レコーディングによるアルバム「Long Road Out of Eden」が、明日(31日)日本で発売されると、NHK ニュース9が伝えていた。
懐かしいミュージシャンやバンドの名前が突然ニュースに登場すると、咄嗟に浮かぶのは、ネガティヴなイメージ。 自分が敬愛したミュージシャン各位も、すでに還暦を越えている人達が多い。
今夜のニュースでは、何やらこのアルバムの録音に至った経緯や、過去の実績、そして今回のアルバムに込められたメッセージなどが、ニューアルバムの発売とからめて、数分間に渡って伝えられていた。

イーグルス自体は、自分も嫌いなバンドでは無いし、むしろ好みの幅の狭い自分の好きな方に入るバンド。
「テイク イット イージー」のアルバム「イーグルス」から、カントリータッチの「ならず者」、ロック色を濃くした「オン ザ ボーダー」、そしてブレイクした「呪われた夜」、メッセージ色の濃くなった20世紀の名盤の一枚「ホテル カリフォルニア」と70年代を共に過ごしてきた。
そして、最後のアルバム「ザ ロング ラン」の過ぎ去った夢を唄う「ザ サッド カフェ」の歌詞も染み渡るように伝わる歳になった。
それでも、今夜、感じたのは、公共放送を使ってのニューアルバムのプロモーション?という違和感だった。
一般の番組を作る側が思い入れを持って作るのはいい、しかし、ニュースという報道の場に作り手や送り手の思いが入ってしまうのはどうか?
ワイドショーのようなニュース番組は不要、あったことだけを伝えるシンプルな普通のニュース番組へ回帰して欲しい。

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