ジャンボ!(こんにちは!)
かなりご無沙汰してしまいましたが、お元気ですか?
私たち(島岡強&由美子)は、横浜・名古屋でのバラカ主催ティンガティンガ原画展2012春〜第3回横浜展、第5回名古屋展を終え、5月後半にタンザニアに帰ってきており、ザンジバルで元気に過ごしています。
おかげさまで、両展とも盛況に終わり、収益から、東日本大震災への義援金と、ティンガティンガ村への支援を継続することもできました。
ご来場の皆様、いろいろな形でご協力くださった皆々様、どうもありがとうございました。バラカ一同(ジャパン&タンザニア)心から感謝しております。
★第3回横浜展の様子は、→
こちらです。
★第5回名古屋展の様子は→
こちらです。
★秋2012の展示会は、9月に札幌、10月に仙台で開催することに決定しました→日時詳細は、この記事の最後に書きますね。
私たちは、高島屋@大阪でのライブペイントを終えてから帰ってきたムブカを待って、6月10日にティンガティンガ村へ行き、バラカ主催ティンガティンガ原画展2012春(第3回横浜展&第5回横浜展)の様子を伝えるとともに、収益の中から贈り物を手渡してきました。(*通称ティンガティンガ村と呼ばれる、数十人のティンガティンガアーティストが共同で運営しているアート工房:正式名は、Tingatinga Arts Cooporative Society)
〜春2012展示会(横浜・名古屋)の報告会〜
★まず、島岡会長から、横浜、名古屋ともに、大勢のご来場者をお迎えしながら、盛況に終わることができたことをはじめ、
★同行したティンガティンガアーティストのムブカのライブペイントも大好評で、大勢のご来場者が熱い視線で見つめる中、見事な作品を描いてティンガティンガアーティストの代表として、しっかりがんばってきたこと。
★今会期のテーマ「創始者ティンガティンガ没後40年、ティンガティンガ・アート今と昔」として、古参アーティスト4人衆(アモンデ、サイディ、チムワンダ、チャリンダ)に70年代を思い出しながら描いてもらったオールドスタイルの作品も大好評だったこと。
★昨年の原画展に続いて、春の両展示会の売り上げからも、一部を東日本大震災の義援金として赤十字社に振り込んだことなどなどを報告。
★私由美子の文と写真&チャリンダの挿絵で進めていた、「アフリカの民話」の本が完成し、バラカからの発刊が実現したことも。
この民話集の中には、チャリンダさんに教えてもらった民話も入っています。「いつか、故郷の民話に絵を付けて本を出したいと思っていたので、こういう形で、夢が実現して本当にうれしいです」と喜んでくれ、私も感激でした。
★ムブカからも、日本の様子や、横浜、名古屋の小学校や幼稚園、子育て支援のNPOに行って、ティンガティンガアートの寄贈と交流会をしてきたことなどを報告しました。
★そして、春に続き、
2012年秋のティンガティンガ原画展は、9月に札幌、10月に仙台で開催することになったことを発表。新しいアーティストを1人日本に同行すること。それは、誰にもチャンスがあることを伝え、大いに盛り上がりのある報告会となりました。
〜寄贈式〜
報告会の後は、2008年の第一回名古屋展より、毎年バラカ主催のティンガティンガ原画展の恒例となった、収益からの、ティンガティンガ村への贈り物の寄贈式。
今年は、ティンガティンガアート工房の屋内のペンキがだいぶ剥げてきているので、壁の塗り替えができるよう、内装用のペンキとローラーを。そして、アーティスト一人一人には、描きやすいと大好評の日本の筆と刷毛を贈りました。
今回の寄贈式では、アモンデ長老に立会人になっていただき、ティンガティンガ共同体会長のアブダラに手渡しました。
「私たちの描くティンガティンガアートを、日本の方々に楽しんでいただけたことが嬉しいです。また、今年もティンガティンガ展の収益から、継続して被災地への義援金を送ることができたと聞いて本当に良かったです。
日本でのバラカ主催の展示会が毎年開催されて、それに出品する作品を描くことは、我々アーティストたちの意欲につながっています。
日本の方々にも喜ばれ、タンザニアのアーティストたちの生活向上とアートの発展にもつながるバラカのティンガティンガ展の継続を、これからも心から望みます」
とスピーチして、拍手を浴びていました。
〜春の展示会、人気アーティストベスト3の発表〜
そして、これも恒例となった、春の展示会(横浜&名古屋)での売り上げ作品数NO1〜NO3までの発表と金一封の授与式
3位は、最年少のセーフとルーカスが同点で2人三位に輝きました。(写真はセーフです。ルーカスは残念ながらこの日は欠席)
昨秋の展示会で日本デビューを飾ったセーフの作品は、丁寧で線がすっきりと美しいと好評で、30点全作品完売となりました。
「昨年初めて日本での展示会に5作品出して完売して、特別賞をいただきました。
今年は30作品出展して完売したなんて、本当にうれしいです。僕の作品を選んでくれた人たちみんなにありがとう!と言いたいです」
2位は、パステルカラーが美しいことに加え、今展示会からは、ひょうきんな猿も登場して、おしゃれでかわいい絵と人気沸騰のアバース。
「これからも、色にこだわって、おしゃれな絵を描いていきます」
そして、春の展示会の1位は、美しいシルエットで、哀愁漂うマサイを描いて大好評だったドゥケ
(本当の1位は、ムブカでしたが、日本に行かなかった人に渡してほしいとのことで、繰り上げになりました)
「昨年の秋と今回と、2回連続で一等賞をいただいて、感激しています。これからも、美しいマサイの人々を描きつづけます!」
恒例の記念写真、パチリ。
古参アーティスト4人衆の一人、ダンディなサイディ。
「まだまだ若いもんには負けないよ。秋の展示会でも、70年代の味わいのある絵も楽しんでください」
「秋の展示会にも、この日本の筆で、がんばってもっといい作品を描きますよ!」byセーフ
「日本の筆は、描きやすいし、長持ちします!」byガヨ
「今度の作品は、これで、何色のグラデーションを塗ろうかな★」byシャバーニ
工房の一角で、がやがや集まっているので、何かなと思って寄ってみると、アーティストたちが「アフリカの民話」本をみていました。
挿絵で大うけ、でも、日本語なので読めません。そこで、お話の内容を知っているチャリンダが、アーティストたちにスワヒリ語でこの本を読み聞かせるというシチュエーションとなって盛り上がっていたのです。その様子を見て、あらためて、この民話集を出版してよかったなと感じました。
私たちが日本に行く前、マラリアで寝込んでいて会えなかったアモンデ長老も元気になって復帰!本当に良かったです。
日本の秋にぴったりの紅いカバさんを描いて待っていてくれました!
2012年バラカ主催秋のティンガティンガ原画展(札幌・仙台)に向けて、ティンガティンガアーティストたちと一緒に、しっかり準備していきますので、これからもどうぞよろしくお願いします。
by島岡由美子
〜バラカ主催ティンガティンガ原画展2012秋@札幌・仙台〜
≪第2回 札幌展≫
■会期日時: 2012年9月21日(金)〜30日(日) 11時〜19時
※会期中無休 ※最終日17時まで
■場所: ギャラリーエッセ
札幌市北区北9条西3-9-1 ル・ノール北9条 TEL:011-708-0606
交通 = JR札幌駅北口徒歩4分
http://www.esse.co.jp/gallery/
≪第1回仙台展≫
■会期日時:2012年10月5日(金)〜14日(日) 11時〜19時
※会期中無休 最終日17時まで
■場所:エルビーギャラリー(LBギャラリー)
仙台市青葉区大町一丁目2 番1 号ライオンビル
TEL:022-261-2869
青葉通りと晩翠通りの交差点に位置する晩翠草堂隣のギャラリー
仙台駅より、徒歩約15分
http://www5e.biglobe.ne.jp/~lionblgd/index6.htm

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