皆様、ジャンボ!
旧年中は、いろいろお世話になり、ありがとうございました。
アフリカフェ@バラカのWebサイトへのご訪問、ブログや掲示板へのあたたかいコメントやメールでのメッセージやお問い合わせ、イベントへのご参加、セレクトショップでのお買い物などなど、バラカ(タンザニア&ジャパン)一同、皆様からのさまざまな形でのアクセスが、1年を通じての励みになっておりました。心よりお礼申し上げます。
2012年も、どうぞよろしくお願い致します。
2011年を振り返ると、日本では、東日本大震災という大きな災害が起きたことを発端に、本当に大変な年になりましたが、ここタンザニアでも、ザンジバルでフェリー沈没による大きな海難事故に続き、ダルエスサラームではクリスマス前に57年ぶりの大豪雨で多くの被害が出るという悲しい災害の多い1年となりました。
日本でもタンザニアでも、一日も早く、被害にあった皆さんが、日常生活に戻って安心して過ごせるようになるよう祈りたいです。
そして、アフリカ全体で見ると、天災だけではなく、政権交代にまつわる争いが多く、たくさんの血が流れた年でもありました。
2012年は、世界中で災害や争いごとのない平和な年になりますように、こんな笑顔がたくさん見られる年になりますようにと心から祈っています。
タンザニアはポレポレ(のんびり)の国と言われますが、働く場がある人たちは、一生懸命働いています。とにかく産業が少なく、働く場が少なすぎるのが問題なのです。
クローブ摘みの後は、選別の作業へと続きます
紅茶畑で茶摘み
船大工は、昔ながらの方法で木造船を作ります
水漏れしないように、船の修理をするのも船大工の仕事
ペンキ職人は、高い屋根の上でも余裕で、歌いながらペンキを塗っていました。
こちらも、ペンキ職人・・・ではなく、ペンキで絵を描くティンガティンガアーティストのチャリンダさん。
ペンキだらけになって没頭しています。
むかしむかし、あるところに、蛙と孔雀がおりましたというお話のイメージで、絵を描いてもらっており、出来上がりが楽しみです。
シナモンの木は、皮を剥いてから乾かします(むいた部分がシナモンとして売られ、木の芯の部分は、乾燥して薪にします)
漁で使う網の修理
網と浮きをつなぎ合わせる作業は、熟練した漁師でなくてはできません
3人がかりで錨を上げて、真っ青な海に、出発進行!
朝の港は、活気に満ちています。
魚がたくさん獲れた船は、貧しい人に魚を分けるのも、ザンジバル漁師の不文律の1つ。
働いた後は、うまい水をごくごくっと飲み、
時には、仲間と一休み
少ない水をやりくりして、炊事洗濯をし、家をこざっぱり整えておくのは主婦の役目〜アフリカの人たちは、ほんとうに上手に水を使います。
子供たちは、仲良く、学び、遊び、お手伝いもたくさんします。年上の子は、自分より小さな子の面倒を感心するほどよくみますよ。
大きなマンゴーの木がある小学校。フェンスも何もありません。不審者の侵入が怖い今の日本では考えられないですね。
就学率は上がってきています。でも、せっかく小学校に入れても、家庭の事情で行けなくなる子もまだまだ多いです。この仲良し4人組の写真を撮ったのは、2011年のはじめごろ。今も一緒に学校に通えているといいなと思います。
家族揃っておいしくごはんを食べる。(できれば、せめて夜だけでも、電気を灯したいものです)
仕事があって、水や電気があって、家族揃って今日の食事ができる。大人は働き、子供は学校へ行く。そんな日常の幸せを、誰もが味わえるような世界にしたいですね。そして、そのために何かできることがあれば、小さなことからでも、行動しながら過ごしたいと思います。
赤道直下ながら南半球に位置するザンジバル@タンザニアは、連日35度前後の真夏です。
真冬の日本は、冷え込みが厳しくなっているようですが、くれぐれもお体に気をつけて、佳いお年をお迎えください。
1年間、ありがとうございました。
2012年も、どうぞよろしくお願いします。
by島岡由美子









只今、タンザニア便りの中で、初のプレゼント企画実施中です。
エントリーしてくださるかたは、こちらの記事へどうぞ。
エントリーの締め切りは、2012年1月4日まで、発表は、1月5日です。
どうぞふるってご参加ください。

6