ジャンボ!
今日は、ティンガティンガ村の話題です。
ティンガティンガアートは、エナメルペンキを使って描くアート。
題材は、動物、村の風景、町の生活、昔の風習などなど様々。
ティンガティンガ村では、多くの画家たちが、それぞれの個性を発揮しながら、絵を描いています。
ところで、ここタンザニアでは、イスラム教とキリスト教の両方の祭日が、国の祝日になっています。
今年は、12月20日からメッカ巡礼明けの祭り、24日からクリスマス休みと続き、親戚や友人知人の家をあいさつして回ったり、贈り物を渡しあったりと、日本でいえば既に正月が来てしまったかのような雰囲気です。
私たち潟oラカからも、毎回すてきな絵を描いてくれるティンガティンガ村のみんなに、何か贈り物をということで、
ティンガティンガアートの収益金の中から、日本製の刷毛をプレゼントしました。
潟oラカ会長島岡強より、ティンガティンガ村の長老アモンデ氏に、刷毛を贈呈。
日本製の刷毛の良さは、訪日経験の多いムクラさんから聞いていたらしく、一同とても喜んでいました。
ナココさん(左)とムクラ(右)さんは、実の兄弟です。
作風は全然違いますけどね。
どちらがどちらの絵だと思いますか?
厳しい眼をした象の絵(上)が、ムクラさんの作品。
赤いほっぺのメルヘンチックなカバの絵(下)が、ナココさんの作品です。
実は、長老のアモンデさんは、このムクラさん、ナココさんの実のお兄さん。
創始者ティンガティンガ氏の最後の直弟子であるアモンデさんは、弟たちはもちろん、多くの弟子を育てあげながら、ティンガティンガ村をささえてきました。
こんなにすてきな笑顔で、
こんなキュートな絵を描きながら!
来年も、このティンガティンガ村で、アモンデ氏が育てた多くの画家たちが、素晴らしい作品をうみだしてくれることでしょう。

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