ジャンボ!
日本は田んぼに水が入り始め、そろそろ田植えの日取りを決める時期でしょうか。
以前、
ココナッツとお米 という記事の中で、陸稲の風景をご紹介しましたが、今年も、ザンジバルでは、青い空の下、ココナッツ林を背景に、稲が順調に育っています。

種籾を直播する陸稲には、田植えの作業も、もちろんありません。
水のない畑に育つ稲は、まるで草むらという感じですが、収穫はまだ先なのに、もう稲穂をつけた気の早い稲があって、それを見ると、ああ、ここは田んぼだったんだとわかります。(陸稲ですから、田んぼではなく、稲畑と呼ぶのでしょうか?)
一緒に歩いていたセレさんと、米談義になり、私が、
「日本は水稲なので、田んぼには水があって・・・」というと、
「えっいつも水があったら、稲が腐ってしまうんじゃないのか?」
と言われました。
私の方こそ、田んぼに水がなくて、よく育つなあと思うのですけど、他の作物と同じように畑で稲を育てているセレさんにとっては、ごく当然の疑問だったでしょうね。
陸稲の風景は、日本で水稲を見て育った私には、いつまでたっても、不思議な風景のままです。
☆今年こそ、たった2時間ほどしか咲かないという、稲の花を見てみたいなあと思っています。

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