ジャンボ!GWも明けましたが、調子はいかがですか?
ここタンザニアは、5月1日のメーデーだけは休日でしたが、もちろん日本の連休とは無関係に過ぎていました。
ところで、
これは、何でしょう?
これは、スワヒリ語で
トゥファーと呼ばれる果物ですが、通称
ザンジバル・アップルとも呼ばれています。
でも、りんごをイメージしてかじると、食感も味も違うので、
「これがりんご???」という感じです。
りんごと違って、皮が非常に柔らかく(剥かずに食べます)、甘さも薄く、実はやわらかめ。
手で触って少々柔らかくなっているぐらい熟したものは、なかなかいけますが、熟れていない固めのトゥファーは、青臭くて苦手です。
今でこそ、ザンジバルも流通が発達したので、タンザニア本土からも、ケニアや南アフリカからも、本物のアップル(りんご)が輸入されていますが、15年ほど前までは、ザンジバルの人にとってのアップルは、このトゥファーだったので、ザンジバルの人が、初めて本物のりんごを食べたときは、私が味わったのとは逆の意味で、
「これが、りんご???」という印象だったことでしょう。
トゥファーは、皮も剥かずにかじりつきますが、りんごとはまったく違う大きな種が、真ん中にどかんと入っています。
とまあ、とかくりんごと比べられがちなトゥファーなのですが、私は、りんごをイメージするのをすっぱりとやめ、まったく別の果物である「トゥファー」として食べることにしているので、けっこう気にいっています。
トゥファーの出回る時期は短いのですが、それでもシーズンになると、あちこちで、大きなカゴを自転車の荷台に積んで売り歩くトゥファー屋さんが出没します。
おおぶりで、少々やわらかくなるまで熟したのが美味しいので、私もトゥファーを買うときは真剣に選びますよ。
適当に選んで、固くて青臭いのにあたると、残念ですからね。
今日は、先日の
パラチチことアボカドに続き、南国フルーツ、
ザンジバル・アップルこと、トゥファーのことを話題にしてみました。

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