「ジャンボの会〜ムブカと、名古屋市立日比津小学校に行ってきました」
タンザニア便り2013
ジャンボ!(こんにちは)
名古屋からお便りしています。
5月9日は、名古屋市立日比津小学校に、ティンガティンガアートと本の寄贈と交流会に行ってきました。
全校集会「ジャンボの会」と称しての交流会です。
初めに、私由美子の方から、タンザニアってどんな国?タンザニアの子どもたちは?学校は?どんな生活?といったことを、写真を見せながら、アフリカという大陸、そしてタンザニアに住む人たちのことを考えるきっかけとなればという思いを込めて、お話をしました。
来日アーティスト ムブカからは、タンザニアの学校やティンガティンガアートのことを、スワヒリ語でお話しました。
ティンガティンガ・アートをお披露目すると、いっせいに子どもたちの目が輝いてわあっと歓声が上がりました。
絵と本を寄贈したあとは、みなさんから校歌をプレゼントしてくださいました。
約400人の歌声が体育館に美しく響いてとても素敵でしたよ。
次に、支援学級たんぽぽさんとひまわりさんとの交流会。
9名のお友達が、一人一人、自分の名まえと、好きなものを教えてくれました。
そして一緒に「やまびこさん」の歌を歌って、子どもが大好きなムブカもとても楽しそうでした。
先週遠足で行った動物園で描いた絵を見せてくれたり、ムブカにこいのぼりと、兜をプレゼントしてくれたりしてとっても楽しい交流会となりました。
次は、6年生(2組合同)約70名を対象に、写真スライドと一緒に、みんなと同じ年齢の子どもたちは、どんな遊びをして、どんなお手伝いをしているのか、また水や電気の状況や、どんな学校に通っているのかといったことを、もう少し詳しくアフリカの様子を話しました。
水くみの様子やお手伝いの写真を見て、小さな子どもが水の入った重いバケツを頭に乗せて、家までの長い道のりを歩いて運ぶことに、驚いた子たちも多かったようです。
最後に、ムブカから、絵を描くコツについてお話しました。
まず、何をテーマに描くかをしっかり考えて、周りの人の評価を怖がらず、自分が描きたいものを自由に描くのがコツです、とお話しました。
自由な色と発想で、ティンガティンガ・アートを描くムブカの言葉は、きっと子どもたちの心に届いたことでしょう。
交流会が終わると、生徒の皆さんが赤と白のお花のアーチで送りだしてくれました!これにはとっても感激しました。
ここ名古屋でも恒例となってきた、学校や施設への絵の寄贈と交流会@名古屋を終え、5月10日(金)から第6回名古屋展@サロンギャラリー余白、スタートしています。
5月19日までの10日間、楽しい展示会を展開しますので、皆さまどうぞお気軽にお立ち寄りください。
バラカ一同、心よりお待ちしています。
島岡由美子
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アフリカン現代アート ティンガティンガ原画展
<第6回名古屋展>
▼日時:5月10日(金)〜19日(日) 10:30〜18:00
(会期中無休、最終日は16:00まで)
▼場所:サロンギャラリー余白
名古屋市中区栄4-17-30 TEL:052-262-5454
★バラカ主催ティンガティンガ展2013春 詳細や会場地図は、
こちらです。
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