江ノ島電鉄線は昭和24(1949)年3月1日に小町駅を国鉄鎌倉駅の構内に移転し、鎌倉駅への乗り入れを開始した。この当時から鎌倉駅の構内は東口改札及び、西口改札の東西に二箇所改札口を設置した駅であった。
また、当時から東口には江ノ島電鉄線の出札窓口等がなかった為、国鉄の出札窓口において江ノ島電鉄線の乗車券類等を委託発売していた。したがって、入場券を購入する場合、窓口によって同一駅であるのに入場券の料金相違があっては不都合である為、共同使用駅であることを考慮して最低料金の国鉄の入場料金に統一し発売された。
現在も江ノ島電鉄各駅で唯一130円の入場券が発売されている。また、JR鎌倉駅東口から江ノ島電鉄線に乗車する場合、JRの券売機で江ノ島電鉄線の乗車券を購入が出来るようになっている。
<鎌倉駅発行【平成17年5月29日発行】>
<鎌倉駅発行【平成17年5月29日発行】>
◎ 小児用入場券の券面裏には「自動改札機は通れません」注意書きが記載されていない為、旧券と思われる。
<鎌倉駅発行【昭和61年6月8日発行】>
◎ 鎌倉駅は国鉄と共同使用駅である為、改札鋏は国鉄と準じた鋏形(鋏痕番号29番)をしている。

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