JR東日本では、平成16(2004)年10月16日(土)に首都圏を中心にダイヤ改正を行った。
このダイヤ改正により、湘南新宿ラインでは平日の通勤時間帯において、開業以来最大規模の一日38往復運転から64往復運転に大増発した。また、湘南新宿ライン及び宇都宮線、高崎線では普通列車グリーン車の営業を開始した。
この結果、湘南新宿ラインのグリーン車の利用客は、ダイヤ改正後3週間の一日平均約7千人を記録し、また宇都宮線及び、高崎線の各線ではダイヤ改正後3週間の一日平均約9千人の利用客を記録した。
<東海道線・グリーン車【平成20年5月23日撮影】>
このダイヤ改正においてグリーン料金の規則改正が行われ、普通列車グリーン券の事前購入率は改正前において、グリーン券の事前購入率が70%に対し、ダイヤ改正後には87%に改善され、乗務員の業務軽減になった。
また、グリーン車Suicaシステム利用状況はSuicaグリーン券の利用率71%に対し、磁気グリーン券の利用率は29%を記録した。
■券売機発行券■
<東京駅発行【平成15年8月7日発行】>
〇 平成16(2004)年10月16日ダイヤ改正以前の券面はキロ表記であった。その為、車掌は車内改札の際に旅客の着駅を訊ねていた。
<東京駅発行【平成17年4月6日発行】>
〇 ダイヤ改正以後、券面は駅名表記に改正された。
■改札補充券による発行■
<東京駅発行【平成17年3月3日発行】>
〇 平日、及び休日で料金が異なる為、記事欄には「平日料金適用」と記載されている。
■データイムグリーン料金回数券■
このダイヤ改正により「データイムグリーン料金回数券」の発売終了になった。東海道・横須賀・総武の各線のグリーン車を利用する際、最も割安なグリーン券であった。
<東京駅発行【平成15年12月27日発行】>
<東京駅発行【平成15年12月27日発行】>
<東京駅発行【平成6年6月19日発行】>
(券面・裏)
〇 常備券は、平成9(1997)年7月1日の料金改定で全て機械化された。
■値段■
4枚つづりで2000円。1枚ずつの利用も、グループでの同時使用も可。
■指定区間■
久里浜・伊東⇔東京(新宿)⇔成田空港・大原・君津
■有効期間■
1ヶ月間
■利用時間帯■
<平日>
上り 東京駅に11:00以降に到着する列車
下り 東京駅を16:30までに発車する列車
<土曜・日曜・祝日・1月2・3日>
上り下りとも全列車利用可

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