「Service (奉仕)」の意味
ロータリー・クラブでは、唯一、「職業奉仕」をもつ奉仕団体であるクラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕と4つの奉仕があります。
奉仕活動実践分野をクラブ奉仕、職業奉仕(Vocational Service)、社会奉仕(Community Service)、国際奉仕(International Service)と名づけましたが、この「奉仕」という言葉は多分に語呂合わせの感があります。何故ならば、それぞれの分野における「奉仕」の意味合いが全く異なるからです。
クラブ奉仕の「奉仕」はクラブを維持管理するための活動であり、その受益者はもちろん会員です。
職業奉仕の「奉仕」は自らの事業を維持発展していくためのシェルドンの科学的な経営方法と結果として高められる職業倫理を表し、その受益者に会員も含まれます。
社会奉仕の「奉仕」は弱者に涙する人道的援助活動を表し、国際奉仕はロータリアン同士の相互理解による国際平和を表し、その受益者はロータリアン外の人たちと言うことができます。
これらの対象となる受益者も内容も全く異なった実践活動を「奉仕」という同じ言葉で定義したことは、いささか乱暴であると同時に、ロータリーの活動を一般社会の人はもちろん、ロータリアンからも判り難いものにしているのではないでしょうか。(出典:ロータリーの源流RI2680地区 田中毅PDG)
また、われわれ凡人にとっては、「奉仕」と言えば「仕え奉る」ですが、ロータリーでいう
"SERVICE"は
「相手のことを思い、相手のためになるような行為、相手をおもんばかった行為です」日本にロータリー創設期は翻訳として「奉仕」ではなくそのまま「サーヴィス」を使われていました。
「サーヴィス」の心がけはどんな時でも大切で、例えば家庭でも大切です。相手のことを思う行為は良い家庭、幸福な家庭につながる。また、各自の職業でもSERVICEの心がけは、ロータリーの職業奉仕=「ロータリーの哲学」を著したシェルドンの言葉を借りれば、「永続的な顧客を得る道」であり、信用を増して「繁栄への道」=He profits most who serves best.彼は、自分のことしか考えない行為は、SERVICEを心がけない行為は、一時的には良くても破滅への道だと断言した。
最後に、蛇足として、回送電車に"not in serving"と英語表記されていることからも、Service=仕え奉るという奉仕ではないことが理解できる。

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