。。。ぼちぼち更新してます、気長にお付き合いください。。。

 

いらっしゃいませ。  

ようこそ!PETER.Pです、

こんなところまでのぞいていただき、ありがとうございます。

ここでは、詩を新旧とりまぜ掲載してゆきます。


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2010/5/5

『 アザラシの皮で焚火。 』  




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アザラシを一頭



仕留める



ごめんね



なんて言ってるひまはない



火がないことは



死を意味する



皮を注意ぶかく剥いだら



氷のうえにひろげて脂肪を削る



毛皮を下にすれば



水は沁み込まない



火薬をほぐして



無駄にしないよう火をつける




(沈潜しているのは




怒り




はじける赤ではなく




温度の高い青




これから自由にならない限り




駄目な気がする




線は




ずっと以前に




僕が引いた




引いておいて




悲しがってしても仕方ないだろうに




でも




いま




おもう




この線を



越えてくれ!)



この線を越えてくれ




でないと




寒すぎて



じぶんの中の希望を燃やしては



暖をとるのがむずかしい



皮の上で脂肪は



すこしずつ燃える



肉と明りと暖かさと



一頭の命に



見合うだろうか



いきのこることは



透明と白の氷の上に



黒くのこった焦げ跡



足跡は無い



火を目印に



ヘリは飛んだのだろうか



ロープは届いたろうか



あるいは



手は



その者は




・・・救出されたのだろうか。


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2010/4/9

『 夜の箱。 』  

希望



希望だ



どう見えようともこれが



僕の希望だ



死なないものはないから



永遠がある



これが信じるものだ



変えない



信じるものを変えない



倒れるものか



負けるものか



泣くものか



なんて



ここは寒いのだろう



震えが



止まらない



静止したら



きっと落ちるのだろう



だからきっと



寒いのだろう



震える羽の回転数を上げて



無数の天使は



成層圏を飛ぶ



撃ち落とされても撃ち落とされても



空は羽音でいっぱいだ


金属的な



悲鳴のような



音楽。









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2010/4/8

『 花の下。 』  





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をになんか居ない




だれもいないんだとおもう




ただかぜが。







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2009/12/21

『 間違ったやりかた 』  夢のストック



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知らない家の中で



必死で出る方法を探している



ほうり出された中身のない鞄



脱いだままのジャケット



半分ひらいたカーテン



たたみかけのふとん



知っている家のようなのに



どこかヘンだ



暗くもなくあかるくもない午後の陽射し



妙に非現実めいて黄色いのだ



(舞台でつくったあかりのように)



なぜ迷路のようにドアを開けても開けても



さいごは同じ部屋にもどってしまうのだろう



どの部屋もさっきまで誰かがいたような



緻密な乱雑さなのに



けっして誰にも行きあわない



うすく開いた裏口から外がみえる



どーもないカイヅカイブキの生け垣



ほら



空だってあるし



つくりものじゃない雲だって浮いてるし



(え?つくりものじゃないってどういうことだ?)



帰宅途中の小学生の声だって聞こえる



いや、こっちじゃないと判断して僕は家の中に戻る



こういうときどうしてたっけ



どうやって出ていたっけ



おもいだせない



おもいだせない



ドアを開け続ける



僕は忘れている



わすれたまま静かに焦っている



夢の出口にはドアは無いので



地続きで出られるドアは無いので



目を覚ませばいいってこと



ただそれだけなのに。



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タグ:   演劇



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