手で開ける 電車のドアや 冬の雲
悪友達との初旅は、新潟県の弥彦へ行くことになった。
芭蕉の「奧の細道」を歩くパート2。
芭蕉が書いていないところでも、「曽良の随行日記」で辿ろうという旅である。
東京駅を「マックストキ317号」で、10時12分出発。
1時間半で燕三条駅に到着した。
タイミング良く「弥彦行き」乗り変える。
一面の雪景色。嬉しい深雪晴れだった。
やがて弥彦神社の赤い鳥居が見えて来た。
さあ降りよう!
ところが電車のドアは閉まったまま。
手で開けようと思ったら、他の乗客に「ドアが開くのは前の車両ですよ」と、教えられ大あわてで移動。
やっと降りることが出来た。
・・・でも何だかオカシイ無人駅。
降りたのは我々3人だけで・・・。
ひっそりとして、一宮の門前町の賑わいが全く感じられない。
確か「弥彦」は終点の筈だったが・・・、電車はもう出発してしまった。
だんだんに解ってきた。
ひとつ早い駅で下車してしまったんだ・・・。
次の汽車は1時間後。
果たしてタクシーがつかめるのだろうか?
タクシー会社へ電話して迎えに来て貰い、どうにか今日の「お宿・だいろく」に着いた。
先が思いやられます。

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