考へる 背ナの丸みや 若葉風
楽しみにしていたソウルの国立中央博物館。
それなのに
「ここの見学時間は30分にしましょう」と、ガイドさん。
「そんな・・・いくら何でも・・・」全員のブーイング。
「では、40分間にしましょう。日本の会社の計画が悪いんです。私達はそれをちゃんとこなさなければイケナイので・・・。これから○○へも行きますし・・・、○○へも行きますし・・・」
「解りました。40分ですね。すぐにスタートしましょう」
エンドレスに続く抗議と弁解を打ち切って、ともかく40分間。
さあ見なくっちゃ。
3階の美術館Uへダッシュである。
ところが余りに広くて、お目当ての宝物がどこにあるものやら。
「半跏思惟像」(国宝83号)。
ビジュアルルームだと思っていたところがその部屋だった。
小学生の大混雑が引いていって、我々二人だけになった。
部屋の中央のガラスケースの中に、京都・「広隆寺の弥勒菩薩半跏像」の姉妹のような仏様。
一回りしてみると、背中がずい分 前に屈んでいた。
日本語の出来るガイドさんから色々教えられた。
「坐って見上げてください。もっと優しい表情になります」
なるほど。
「4cmの厚さです」
泥で作った仏像に金銅を流し込んだ工法だった。
「もう一体の「半跏思惟像」がフランスにがあります。その写真を教えます」
・・・私達はもう時間がないのですが・・・。でも、折角のご親切ですから・・・。
次は1階へ。後、残り時間は20分間。
どうしても見たいのが、考古館の陶器「騎馬像の水差し」(国宝91号)だった。
さっきのようにガイドさんに聞けばすぐ解ると思いきや・・・・。
なかなか通じない。次の人に聞いて。歩いてみて、解らなくて別の人に聞かれて。???
その次の別の人が、やっと、その場所へ連れて行ってくださいました。
カムサハムニダ!!
ふたつの「騎馬像の水差し」。それぞれが、ガラスケースに入っていた。
素晴らしい造形だった。
( 持っていたのは、日本語のメモだけ。見学した後から、写真入りのガイドブックを渡されたのでした・・・)
百済室 武寧王陵からの百済遺物 。新羅室 金鈴塚から出土した金冠等。横目で眺めて通り過ぎるよりありませんでした。
汗だくの40分間でした。

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