女性ファッション誌で
こういう特集(しかも第一特集)を組む時代なのだな。
今は。
本当に、
なんというか、この30余年のことを思うと不思議な気がする。
てか、ここまで事態が緊迫している証、というべきか。
で、このドキュメンタリー。
決して押し付けがましくなく。
なんだか背筋の寒くなるような「現実」の映像と、
どうにも誤摩化し様のないところまで進行してしまっている温暖化を示す、客観的なデータと。
もちろん、うまいタイミングで入るユーモアと、
つい、クスっと笑ってしまうような、
ちょっとした、現政権への皮肉も交えつつ、
ゴア氏の魅力であっという間に抵抗なく。
アル・ゴアというひとは、30余年、どころではなくて、
学生だった60年代からずっと、
すなわち、彼の恩師が大気中の二酸化炭素濃度の測定を始め、
それが何をもたらすのかを予測し、
それを認識したときからずっと、
地球温暖化に関わり、あの米国でそれを訴え続けてきたひと、だった。
まず、「すごい」、と思った。
私たちが学生だった80年代前半においてさえ、
地球温暖化をはじめとする地球環境問題などの、
いわゆる環境問題について、
意見を述べたり、
私たち自身の行動を変えようというような、
本当にごくごく控えめなアクションですら、
社会はおろか大学内でさえ、
まるで左翼の過激派に対するかのような扱いを、
ともすれば
受けたりも、したものだったよね。
私は結構どこででも
「専門は環境です」などと無防備に口に出し、
それが原因で、
(私なんかですら)不愉快な思いを何度となくしてきたけど。
それを、あの米国で。
しかも、副大統領を務め、一旦は大統領選に勝利するような、
ひとが。
あの選挙で、このひとが、
大統領になっていたら、
世界は全く違ったものになっていたのかもしれない、って、
きっと、誰もが思っただろう。
でも、やっぱり、あれは必然だったんじゃないのか。
あの911の衝撃や、あんな戦争や、ハリケーンでの犠牲や。
そんなものを避けることができたかもしれないけど。
だけど、
今、この時期に、
この地球の危機的状況と人類滅亡の縁にいるという「現実」を、
世界に向けて訴えて、
米国民をはじめとする世界の人々の心を
ここまで動かすことは出来なかったんではないのかな。
そういうことが、
なんていうのかな、
もう、本当にすごいなあ、
と、つくづく、思った。
今ならまだ、間に合うんだよね。
「今」ならば。
関心のある方は、
是非この映画を見て下さいね(^-^)/。
http://www.futsugou.jp/

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