ウルトラマンメビウス
第21話「虚空の呼び声」 第22話「日々の未来」 メビウス公式
メビウスを放送していた頃が、遠い昔の事に思えますが(汗)
次々と繰り出される作品の数々に翻弄されるように、
なかなか見る機会を持てなかった「メビウス」のシリーズ前半部分、
ようやく「この作品」から見始めました。
メビウス=ミライくんが「ヒビノ ミライ」と名乗るようになる経緯、
そして『憑依型』ではなく『変身型』であるメビウスが、
地球人に『化ける』(って言い方も変ですが^^;)モデルとした人物の話。
物語の結末を知った後、特にサコミズのエピソードを知った後で見たので、
このエピソードは余計に染みたのかも知れませんが、
最近ナミダモロクテいけねぇや(^_^;)
このテの話には本当に『弱い』です。
…ちょっと「キャプテン・フューチャー」の1エピソードも思い出したり。
以下、内容に触れる感想を「続き」↓に。
「ウルトラゾーン」と呼ばれる宇宙空間の歪みが観測され、
中から救難信号が発せられているのがキャッチされた。
発信元は以前に遭難した宇宙貨物船からのようだが、
既に半年が経過しており、生存者がいるとは思えない。
しかしミライは、何故か強い調子で救援に向かうよう主張する。
2話連続のエピソード、「虚空の呼び声」と「日々の未来」です。
特定の人間の姿をモデルに「変身」していたタイプのウルトラマンとしては、
ウルトラセブンのモロボシ・ダンさんが挙げられますが、
メビウスのこのエピソードは、この話を思い起こさせます。
ダンの『人間体モデル』となった薩摩次郎と言う青年は、
登山中、仲間の命を助けるために自らのザイルを切り、
その行いを知ったセブンが感銘を受け、
彼を助けると共に、その姿を借りていたのですが、
(ウルトラセブン17話「地底GO! GO! GO!」)
今回のエピソードは、
それを思い出させる「自己犠牲のひと」バン・ヒロトの行動と、
彼を助けられなかったミライの想いを描いています。
空間の歪み、宇宙貨物船、スペシウム鉱石の運搬、火星生まれ…など、
スペースオペラのような設定が個人的に好みなのと、
今は地球で暮らすヒロトの父、バン・テツロウの、
緑の多い純和風な暮らしが交互に映し出される対比の妙が、
かつての「ちゃぶ台・四畳半と宇宙船」のミスマッチを思い起こさせて、
何とも言えず「ああ、ウルトラっぽいなぁ…」とシミジミしたり。
遭難した宇宙船に「形見」として残されていた「動かない時計」、
それを袱紗(?)に包んで持参する(おそらくサコミズの計らいで)ミライとか、
バン・テツロウ宅の客間に通されたミライ達の、
横の部屋に真新しい大きな「仏壇」があるのを遠くから撮っていたり、
最後の最後にミライを「子供にするように」抱きしめるテツロウとか、
久し振りに見たからか、その精巧さに感激してしまったジオラマの寺や鳥居とか、
細かいカットの1つ1つが意味を持って丁寧に作られているようで、
改めて「メビウス」の、と言うより「ウルトラ」の良さを確認した思いです。
『不思議ちゃん』と呼ばれていたメビウス=ミライくんが、
実は地球に来る途中で遭遇していた、遣り切れないような事件と、
地球人の感情に疎い故に取ってしまった行動の「痛み」とか、
それをさりげなくフォローしていたサコミズの言葉とか、
(サコっちって最初からメビウス=ミライを知ってたんですね…って今更ですが^^;)
何とも言えずに優しくて切ない物語でしたよ。
個人的には、正座は覚えたものの
『畳のヘリは踏まない!』とサコっちに注意されるミライくんと、
地球に来て日が浅い頃、ヒロト父の前で何も考えず
体育座りしてるミライくんがツボでした^^;
喋り方も妙にたどたどしかったりして、異文化に入るって「こんな感じ」だよなぁと、
妙にリアリティを感じたりして。
ヒロト父を演じるのは平泉成さんで、
これがまた、見ていて切なくなる位で、
ミライに「幸多からん事を」と告げるシーンで貰い泣き。
設定としては「キャプテン・サコミズ」時代を知る人物のようで、
この関係性の描かれ方も良いなぁと思います。
…本当は、サコっちの方が『年上』なんですもんね。
それから、このエピソードの
リュウさんは物凄くカッコ良く見えます(おい^^;)
宇宙が恐いらしいジョージと蜘蛛が苦手らしいマリナの遣り取りとか、
トリヤマ&マルのコミカルな遣り取りも丁度良い塩梅に思えたし、
最初の頃から面白かったんだなメビウス!(今更でホントすみません^^;)
そして、『怪獣墓場』のシーンで、テッペイと同時に「シーボーズだぁ!」と、
叫んでしまったのは私だけではないと思いたい^^;