賃借人死亡/完  不動産大航海時代

現場は消防・警察・親族で溢れる中、
僕はマンション下で報告を待っていた。そこへ

隣「何があったんや?」
ゼ「中で倒れはったみたいです」

隣「よう騒音出しとったからな」
ゼ「そうですか」

そこへ、隣人が群がってきて、
みんなで同じことを・・・。
要するに、僕から何かを聞き出したい感じで。

そして、そのうちの一人が、
隣「俺が困っていたと言ってるのに、逃げるのか!?」
とキレはじめ、
ゼ「いやいや、注意喚起(騒音に対して)していたのですが」

隣「迷惑を掛けたのは、そっちや!あいつ誰や?」
と遺族を指差して、
ゼ「個人情報なんで・・・」

隣「あいつに言ってくる!」
ゼ「何を言うのですか?」

隣「うるさいってことをや」
ゼ「あの方が契約者と関係ないです」
(実は、あるのですが・・・)

隣「何の責任もないというのか?」
ゼ「はい。」

隣「こんなに騒がしといて、何や!」
ゼ「いやいや、特に隣家の人には、
  今のところ影響ありませんので」

隣「お前の会社にどこや!」
ゼ「××××です。いつでもどうぞ」
(あれから来てないけどね)

平日の真昼間、老人たちが各戸から出てきて、
集団化し、急にキレ始める。

「お前ら、仕事はしてないんか?年金か?福祉か?」
この状況で、気遣いとかないんか?

亡くなった賃借人は、アラサー。
社会化できないサルこそ、消えればイイ。
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続・賃借人死亡  不動産大航海時代

鍵屋の助言により、早速警察に連絡。


こういった場合はできれば所轄に連絡してください。

110・119ではサイレンを鳴らしてきてしまいます。


しかし、保証人さんは所轄に電話したにも関わらず、

サイレンを鳴らした消防が到着。近所の野次馬たちが出てきて、

物件廻りは騒然。(おそらく変死扱いか?)

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酸素ボンベを背負った隊員が、臭気検知器を持って入室。

ドア廻りを検知して、突入し、バスタブ内で死亡していました。


では、なぜドア開けてはいけないのか?気になりますよね。

それは、密閉された空間を開けた場合、

開けた瞬間に、一酸化炭素中毒や引火爆発などで

第一発見者も倒れたりして、二次被害が出てしまうからです。

死因はまだ不明ですが、状況からして推察されると思います。


親御さんの手が震えているのが印象的でした。

涙は枯れるどころか、ウルウルしていても涙は落ちない。

人間はどこかで死ぬ。それが病院ばかりではない。

年寄りの中には、病院へ入ったら、死ぬ方が難しいと言う人も。


僕の役割はここまで。あとは、連絡待ちとしました。

ただ、この後、僕の感性と仕事観を研ぎ澄ます恐ろしい出来事が

起こるのでした!!(次回が最終)
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賃借人死亡  不動産大航海時代

まぁ、衣食住でも「住」を扱わなければ、

こんなことには遭遇しないだろうってお話。

先日、保証人の親御さんから電話があり

保「管理人さん、至急鍵を開けて欲しいんですが」

と焦った声で、連絡が入りました。

保「会社にも出勤しないし、電話もメールも付かないので」

ゼ「わかりました。本人確認できるものを持ってきてください」

本人確認して、立会いの上で解錠。

ドア鍵は開いたが、ドアチェーンがかかっている(誰かいるな?)

ドアチェーン解錠、室内に誰もいない。(おかしい?)

ベランダ?
いない。

トイレ?
いない。

風呂ドアが開かない!内側に鍵はない。

そこで、今まで解錠し続けた鍵屋から衝撃の一言が

「それ、開けない方がイイです!」

(続く)
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