天気さんのところで、旧漢字について書かれている。恥をさらすようだが、僕はどうも旧漢字というものが分からない。同じようなものに異体字、旧字体というようなものもあり、ますます混乱する。異体字はおそらく旧漢字も含め、正字以外のものなのだろうが、この正字は常用漢字のことなのだろうか。常用漢字以前に当用漢字がある。いつからが新漢字で、いつからが旧漢字であるのか。そして具体的な漢字で、どれがどれなのか判然としない。天気さんなら、その辺のこと、詳しそうなので、ぜひ教えて頂きたい。
僕は、「陸」で校正を行っているが、この漢字については、いまだ曖昧のまま校正を行っている。仮名表記については、中村主宰は新仮名であるが、あとは新仮名を使う人と旧仮名を使う人と分かれていて、校正のときは、その人がどちらを使っているか俳句を見ながら判断し、もし間違っていれば修正する。「陸」は「麦」と違い、個々人の選択に任せ、どちらかに統一させていない結社である。
そのように仮名遣いは、その人の作品を見ながら個々に判断するし、旧仮名なら旧仮名のルールがはっきりしているから、あまり判断に悩むことはない。
一方、漢字の方は曖昧のままである。僕がよく分かっていないせいもあるのだが、たとえばホタルは、螢と書いてあればそのまま螢を使う。蛍には変えない。螢は旧漢字なのであろうか?ほかに鶯など、季語の場合は、旧漢字(異体字?)らしきものを、ある程度まで作者の表記どおりそのまま使うことが多い。といっても、サクラは櫻は使わず、櫻と書かれていても桜に変えてしまう。
また、佛などは仏に変更する場合もある。春燈などは基本的に書かれてあるとおりにする。
まあ、基本的には書かれてあるとおりにするのだが、どこまでをそのままにするかにその都度悩む。櫻とあるものを桜に変えてしまうように、どうも統一が取れていないのが現状である。他の結社はどうなのであろうか。

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