2013/9/13

中国 王朝の至宝  美術

※9月16日(月)までなので、行ける方は急いで!



九州国立博物館の特別展『中国 王朝の至宝』に行きました。


今回の展示は、紀元前20世紀ごろの夏から13世紀ごろの宋まで、
3000年以上に及ぶ19王朝の至宝が集められた壮大なものです。
これだけ大規模な展示を観られる機会はそうそう無いでしょう。

展覧会に行って改めて驚いたのは、
現在のCHINAに至るまでの王朝の多彩さでした。


 ◆ ◆ ◆


 ※ぶろぐるぽにエントリーしています。
  ロゴが入っている写真は九州国立博物館の提供です。
  転載はご遠慮くださいね。



最初に迎えてくれるは、
『突目仮面・とつもくかめん』 (紀元前13〜11世紀・殷)
高さ82.5センチなので結構大きい。
思いのほか目が突出していて、観ているこちらがびっくりする。

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裏はこんな感じ。愛嬌のある宇宙人っぽいな。

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『人形器・ひとがたき』 (紀元前12〜10世紀・殷)
3000年ほど前の墓から出土した副葬品。
こうして観ると可愛らしい宇宙飛行士か潜水士みたい。

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『爵・しゃく』 (紀元前16〜15世紀・殷)
お酒を温めるために作られた把手と注ぎ口のある三脚器。
青銅器はもともと祭祀儀礼用のもので、
一部の支配者層が制作技術を独占し権威の象徴としていたとのこと。

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『犠尊・ぎそん』 (紀元前4〜3世紀・戦国時代)
何の動物か特定できないけど、精巧に作られた青銅器。
これもお酒を入れる器で、背中から入れて口から注ぐ。

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『猿形帯鉤・さるがたたいこう』 (紀元前3世紀・戦国時代)
テナガザルをモチーフにしたベルトのバックル。
モダンな装着で現代でも十分通用しそうな感じ。
レプリカコーナーがあったのだけど、先客が試着中で断念。。。

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『跪射傭・きしゃよう』 (紀元前3世紀・秦)
中国の古代文明を代表する兵馬俑。
跪いて弩(ボーガン)を右脇にかまえた臨戦態勢のポーズを取っている。
秦の始皇帝をお守りしていた兵はこんな顔だちなのかと思うと感慨深い。

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そして、特別展示、
『阿育王塔・あいくおうとう』 (西暦1011年・北宋)
阿育王塔とは、紀元前3世紀のインド・アショーカ王(阿育王)の故事にならって
後世の人が作った仏塔のこと。
これまで知られていたのは高さ20センチくらいの小さなものだったが、
これは119センチの大きさを誇る貴重なもので、2008年に発見されたばかり。

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遠くからでもハッとするほど美しいが、近くで観るとその精巧さに息を呑む。
御釈迦様の前世での善い行いが細かく精密に刻まれていて、
4面それぞれの物語を細部まで観たいがために何周もしてしまった。

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 ◆ ◆ ◆


素朴だったり、大胆だったり、豪華絢爛だったり、緻密だったり、
どれも悠久の歴史を静かに語ってくれる貴重品ばかりでした。

今まで知らなかったものを知ることができて本当に良かったです。

168点もの展示品を通して3000年の歴史を一気に駆け抜けるような、
そんな感覚が味わえる素晴らしい展覧会でした。





ところで。

今回は紹介映像が限りなくユルいのですが、いかがなものかと。









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